二日間カワセミ撮りに行けなかったので、今日は少しだけ期待して出かけました。
でも結果は、状況写真のみで「しゅう~りょう~。」
「7時間も粘ったのに…。」 (T_T)
EOS7D MarkⅡ + EF300mm F2.8L + EF1.4×Ⅲ ISO320 1/1000 F5.6
ピラカンサもオレンジ色を過ぎて朱色になってきました。
本格的な秋ですね~。
今朝は寒さが身に染みました。(-_-;)
ネタの無いぶんは、早くも群馬シリーズの続きで埋め合わせをせねばなりません。(もう少し残しておきたかったんですけど。)
と言っても場所は新潟県三条市、カミさんの実家です。
到着した時、ずいぶんトンボの数が多いことに気づきましたが、殆どはアキアカネだろうと思っていました。
実際にアキアカネの数が多く、とまっているトンボもたくさんいます。
早速、複眼を撮らせてくれそうなヤツを探します。
案外すぐに見つかったので、前回とは違ったライティングで撮ってみる事にしました。
OLYMPUS E-M1 + M.ED60mm F2.8 Macro ISO400 1/125 F8
前回と比較すると、かなり柔らかい感じだと思います。
タネを明かせば、単に太陽が雲に隠れるのを待って撮っただけなんですけどね。
次に狙ったのはオニヤンマです。
なぜか私はオニヤンマに嫌われていないようで、目の前にやって来てとまってくれることが非常に多いんです。(^^)
バックに赤が入っているので、これは撮っておきましょう。 ISO400 1/320 F5.6
続いてやってきたオニヤンマ君、とまった場所は絵にならない所だったのですが、近寄っても逃げません。
こんな時はもちろん超接近戦です。(^-^)
大型のトンボ(ヤンマ科など)の複眼を解像させるのは結構大変です。 ISO500 1/125 F8
これだけでも来た甲斐があった…などと思っていたのですが、撮影を終えて家の中に入ろうとした時、また黒っぽいトンボが目の前を横切りました。
小さめのオニヤンマ?と思ったら、玄関前の植木にとまってくれちゃいました。
「あっ、オニヤンマじゃない!」
黒くてスマートな腹部、メタリックグリーンの頭部と胸部。 ISO400 1/640 F5.6
咄嗟に名前が出てきません。
エゾトンボのようですが、撮ったことがあるような無いような…。
この角度だと同定が難しいので、平面図と、側面図(製図の図面みたいですが)を撮っておくことにしました。
まずは上から
そして横から
これは胸部の模様と腹部先端の上付属器の形を確認するためです。
自宅に帰ってから確認したところ、上付属器が上から見ると横に張り出していて、横からだとナイフのような形をしているのが解ります。
これでエゾトンボ科のタカネトンボと同定できました。
それなら以前に撮ったことがあります。
二年前、場所は今回も行った群馬のフィールドです。
ただし…。
この時撮れたのはホバリング中の写真だけで、留まりものは今回が初めてとなりました。
改めてカミさんの実家周りにトンボが多いことを確認できたことは収穫でした。
自然写真を再開するまでは、殆ど気にしていなかったんですけどね。(^^;)
そろそろ昆虫のシーズンも終わりに近づいてきたので、家の周りの昆虫なども再確認しながら撮っています。
来年の課題は何にしましょう?