昆虫を探しに、ちょっとだけ足を伸ばしてみることにしました。
場所は多摩北部の狭山丘陵です。
ここは長年の虫友であるTさんのメインフィールドなので、一緒に歩いてもらいながらフィールドの状況を教えてもらいました。
Tさんの話ですと、丁度今は端境期になるのであまり昆虫撮影に良い時期では無い…とのことです。
待ち合わせ時間の少し前に着いたので、駐車場周りを見て回ることにしました。
駐車場周りには茶色の蝶がたくさん飛び回っています。
これは先週からカワセミフィールドでも時々見るようになった『テングチョウ』でした。
OLYMPUS E-M1 + M.ED40-150mm F2.8 PRO + MC-14 ISO400 1/1250 f/6.3
ちょっと翅を開いたところを1枚。(翅を閉じている事が殆どのテングチョウも、これだけたくさんいれば開いている蝶もいますよね。)
Tさんが到着したので昆虫を探しながら歩き始めると、さっそくオレンジ色のシジミチョウが2種類。
まだ羽化して間もないであろう、翅が美しい『アカシジミ』です。 ISO400 1/1250 f/6.3
こちらは鼻状突起が切れてしまっているのがちょっと残念。 ISO800 1/800 f/6.3
家に帰ってチェックしたところ、この蝶はまだ私のファイルに入っていませんでした。
これだけでも今日来た甲斐があったというものです。
こちらは『ウラナミアカシジミ』です。 ISO400 1/250 f/7.1
小さなセセリチョウ『コチャバネセセリ』。(よく見られるイチモンジセセリなどに比べると、体長は2/3位でしょうか?) ISO800 1/1000 f/6.3
今日はトンボにも初撮りがありました。
小さな池の脇、蝶を探していたらオニヤンマ型の小さなトンボが…。
サナエトンボの仲間か?と思ったら複眼の間が開いていません。
これはおそらくヤンマ科のトンボですね。
帰ってトンボ図鑑で調べたところ…。
これは『サラサヤンマ』と確認できました。 ISO800 1/80 f/6.3 (暗すぎてSSが上がりません。)
ホバリング中です。 ISO800 1/160 f/6.3
丁度交尾中のペアもいました。
かなり遠かったので自宅に戻ってから、画像処理後に拡大してみたところ、このペアも『サラサヤンマ』だと確認できました。
交尾中の『サラサヤンマ』 ISO800 1/1000 f/6.3 (1600×1200pixでトリミング)
トンボと蝶、それぞれでライファーゲット出来たことはラッキーでした。
これからの季節は、例年昆虫撮影がメインになるのですが、今年はこのフィールドのお世話になることが多くなりそうです。
Tさん、今日はありがとうございました。