今日も『足腰』と『虫撮り』の慣らし運転です。
通常なら朝からカワセミ撮りなのですが、カワセミが姿を見せてくれる可能性が殆ど無いので、カメラは昆虫用のE-M5にしました。
前回、羽化に失敗したアカスジキンカメムシを見た場所を中心に歩き始めると、派手なヒョウモンっぽい柄の蝶が目の前を…。
OLYMPUS E-M5 + M.ED 14-150mm F4-5.6Ⅱ ISO400 1/500 f/5.6
杭にとまったので近づいて見ると…これはヒョウモンチョウでは無く、『サトキマダラヒカゲ』ですね。
この蝶もなかなか翅を開いてとまりません。
…と思っていたら、前々回の記事で同じように「翼を開かない」と書いた『テングチョウ』がヒラヒラとやって来て目の前にとまりました。
これは、これは…久しぶりに撮れた『テングチョウ』の表側です。 ISO400 1/1000 f/5.6
この模様は雌のようですね。
次は東京でもよく見られる『コミスジ』を狙っていたら、同じ形で線が1本の蝶がやって来ました。
(名前から見れば当然ですが『コミスジ』は3本線です。)
コミスジよりは若干レアものの『イチモンジチョウ』です。 ISO400 1/1600 f/5.6
今日は昆虫探し以外にも目的がありました。
それは『アカボシゴマダラ』の幼虫か卵を見つけることです。
昨年、卵を見つけ、孵化、蛹化は撮れたのですが、沖縄撮影旅行と重なってしまい羽化を撮り逃がしたので、何とか今年こそは羽化を…という訳です。
残念ながら今日は、幼虫、卵は見つけられませんでした。
春型の『アカボシゴマダラ』です。 ISO400 1/125 f/5.6
ヤナギの樹液を吸っている所ですが、春型の蝶は名前にある「赤斑」が後翅にありません。
6月頃に現れる夏型から赤斑が見られます。
このアカボシゴマダラは特定外来生物に指定されてしまったので、公園によっては駆除対象になっているようです。
もう既に関東一円に分布が広がっているので、駆除は難しいでしょうね。
なにしろ幼虫の食草が『オオムラサキ』や『ゴマダラチョウ』と同じエノキなので、消毒するって訳にもいかないですから。
私も7,8年前、『オオムラサキ』の越冬調査に参加させてもらった時、既に『アカボシゴマダラ』が『オオムラサキ』と一緒にいたのを確認しています。
ほんの1時間ほど見て回っただけですが、まだまだ色々な蝶を初めとした昆虫が見つかりそうです。
足腰も違和感が無くなりましたので、来週から今年の虫撮りも本格的にスタートです。
カワセミは………皆さんのブログを見せていただいてから、かな?
でも、池には行きますよ。(とりあえず虫撮りの体制で)