MOS-YANの自然観察日誌

身近な自然を探したら…

ブログ開設10周年 その8(トンボ編 その2)

2021年01月27日 | ブログ

私の好きなトンボは、やはり大型の“ギンヤンマ”“オニヤンマ”です。

どちらも、水面をグライダーのように滑空する姿は「格好いい」の一言ですね。

①2011年5月 ギンヤンマの飛翔 ISO800  1/500  F/8

 

②2011年6月 ISO1000  1/640  F8

 

③2020年8月 岩だと思って産卵を始めたら、アレッ? ISO1600  1/1600  F/8

夏にはお馴染みのギンヤンマですが、一番撮る機会の少ないのが②のとまっている所なんです。

ギンヤンマは休む時、木の高いところに上がってとまるから、なんでしょうね。

私もギンヤンマのとまり物は、10年間で数回しか撮れていません。

 

同じようにとまる時ぶら下がるオニヤンマは、頻繁に低いところで休むので、とまり物を撮るのは比較的簡単です。

④2011年9月 小さな流れの上をパトロールしていても、割とすぐ休むオニヤンマです。 ISO1600  1/320  F8

 

オニヤンマの中々撮れないシーンはこれ。

⑤2011年8月 交尾のシーンには、滅多にお目にかかれません ISO1600  1/180  F11(フラッシュ使用)

因みにギンヤンマが一番撮りやすいのは③の様な交尾から産卵のシーンです。

 

トンボの仲間には、オニヤンマに良く似ているトンボがたくさんいます。

その代表選手がこれ。

⑥2012年8月 ピラカンサ池でもお馴染みの“コオニヤンマ”です。

名前にも…オニヤンマと付いているのですが、オニヤンマ科でもヤンマ科でも無く、サナエトンボ科に属しています。

サナエトンボ科の特徴は、④のオニヤンマと比べれば一目瞭然、複眼の間が離れていることです。

他のサナエトンボ科に属しているトンボを2点。

⑦2011年8月 尾部の先端に特徴がある“ウチワヤンマ"です。 ISO1000  1/640  F/8

産卵中のウチワヤンマをアカミミガメが狙っているようですね。

 

⑧2011年7月 蓮のつぼみにとまった“オナガサナエ" ISO1000  1/1000  F8

やっと…サナエの名前が付いたトンボが出てきました。

 

今日の最後は“赤いトンボ達”です。

⑨2010年9月 雄は成熟すると頭まで真っ赤になる“ナツアカネ”。 ISO800  1/100  F10

 

ナツアカネ、とくれば…。

⑩2011年11月 当然“アキアカネ”ですが、ナツアカネ程真っ赤にはなりません。 ISO200  1/250  F/6.8

 

⑪2015年9月 “マユタテアカネ”のラブシーン、奇麗なハート型です。 ISO400  1/1000  F/8

 

最後はアカネ族ではないのですが…。

⑫2011年7月 “ショウジョウトンボ”は真っ赤なのに、何故かアカネ族では無いのだそうです。 ISO800  1/320  F/8

 

これ以上はキリが無いので、これで今回はお終いです。

しかし、トンボ編で外せないのはマクロフォト。

次回はトンボ編の最終回“複眼マクロフォト特集”です。


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