私の好きなトンボは、やはり大型の“ギンヤンマ”“オニヤンマ”です。
どちらも、水面をグライダーのように滑空する姿は「格好いい」の一言ですね。
①2011年5月 ギンヤンマの飛翔 ISO800 1/500 F/8
②2011年6月 ISO1000 1/640 F8
③2020年8月 岩だと思って産卵を始めたら、アレッ? ISO1600 1/1600 F/8
夏にはお馴染みのギンヤンマですが、一番撮る機会の少ないのが②のとまっている所なんです。
ギンヤンマは休む時、木の高いところに上がってとまるから、なんでしょうね。
私もギンヤンマのとまり物は、10年間で数回しか撮れていません。
同じようにとまる時ぶら下がるオニヤンマは、頻繁に低いところで休むので、とまり物を撮るのは比較的簡単です。
④2011年9月 小さな流れの上をパトロールしていても、割とすぐ休むオニヤンマです。 ISO1600 1/320 F8
オニヤンマの中々撮れないシーンはこれ。
⑤2011年8月 交尾のシーンには、滅多にお目にかかれません ISO1600 1/180 F11(フラッシュ使用)
因みにギンヤンマが一番撮りやすいのは③の様な交尾から産卵のシーンです。
トンボの仲間には、オニヤンマに良く似ているトンボがたくさんいます。
その代表選手がこれ。
⑥2012年8月 ピラカンサ池でもお馴染みの“コオニヤンマ”です。
名前にも…オニヤンマと付いているのですが、オニヤンマ科でもヤンマ科でも無く、サナエトンボ科に属しています。
サナエトンボ科の特徴は、④のオニヤンマと比べれば一目瞭然、複眼の間が離れていることです。
他のサナエトンボ科に属しているトンボを2点。
⑦2011年8月 尾部の先端に特徴がある“ウチワヤンマ"です。 ISO1000 1/640 F/8
産卵中のウチワヤンマをアカミミガメが狙っているようですね。
⑧2011年7月 蓮のつぼみにとまった“オナガサナエ" ISO1000 1/1000 F8
やっと…サナエの名前が付いたトンボが出てきました。
今日の最後は“赤いトンボ達”です。
⑨2010年9月 雄は成熟すると頭まで真っ赤になる“ナツアカネ”。 ISO800 1/100 F10
ナツアカネ、とくれば…。
⑩2011年11月 当然“アキアカネ”ですが、ナツアカネ程真っ赤にはなりません。 ISO200 1/250 F/6.8
⑪2015年9月 “マユタテアカネ”のラブシーン、奇麗なハート型です。 ISO400 1/1000 F/8
最後はアカネ族ではないのですが…。
⑫2011年7月 “ショウジョウトンボ”は真っ赤なのに、何故かアカネ族では無いのだそうです。 ISO800 1/320 F/8
これ以上はキリが無いので、これで今回はお終いです。
しかし、トンボ編で外せないのはマクロフォト。
次回はトンボ編の最終回“複眼マクロフォト特集”です。
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