私がカワセミを撮るためにピラカンサ池に通うようになったのは、間違いなく“カワセミの飛び込み”を撮るためです。
その理由は、“難しいから”の一言ですね。
毎回、何処に飛ぶか解らないですし、まっすぐ飛び込むとは限らず、途中で山なりになったり、ホバったり…。
それだけに良いショットをモノに出来た時は、満足感も大きいモノがあります。
では、最も思い入れのあるショットから。
2012年3月16日 EOS7D + EF70-300mm F4-5.6L IS ISO800 1/1600 F9
池に通い始めてから4ヶ月目、やっと形の良い水出ショットが撮れたと思ったのがこの1枚でした。
これで魚の頭が上向きだったら、最高だったのですが…。
ピラカンサ池に通うカメラマンの皆さんが“良い水出ショット”と言われるモノに、次の条件があります。(…と私は思っています)
①カワセミの体が水面スレスレ。(多少の上下はOK)
②翼が上に伸びている。
③カワセミの目にアイキャッチが入っている。
④魚をゲットして、その魚の目が見えている。(魚は出来るだけ大きい方が望ましい)
⑤魚の頭が上方に向いている。
上の写真は⑤の条件を満たしていませんよね。(でも80点はもらえるかな?)
一応すべての条件を満たしているのが次の絵なのですが…。
2017年11月1日 EOS7D MarkⅡ + EF300mm F2.8L ISⅡ+EF1.4×Ⅲ ISO500 1/1250 F5.6
確かに条件をすべて満たしてはいますが、イマイチ、インパクトに欠けるんですよね。
(水飛沫の上がり方が少ないのかもしれません。)
私は1枚目の方が躍動感があって好きかも…。
2017年11月17日 EOS7D MarkⅡ + EF300mm F2.8L ISⅡ+EF1.4×Ⅲ ISO320 1/1250 F5.6
①の状態になっていませんが、体が水平でちょっと面白い絵だと思います。
2016年4月23日 EOS7D MarkⅡ + EF300mm F2.8L ISⅡ+EF1.4×Ⅲ ISO800 1/1250 F5
これも魚が…惜しい!他は文句無しなのですが…。
2020年10月21日 OM-D E-M1X + ED300mm F4 PRO ISO800 1/1250 F4
割と最近の写真です。
魚はいませんが、以前からチャンスがあったら…と狙っていた逆光ショットです。
上手く大きな水飛沫を上げてくれました。
魚の代わりに嘴で宝石を運んでいるように見えませんか?
最後に、いつもの合成写真を2点。
2020年10月28日 OM-D E-M1X + ED300mm F4 PRO ISO640 1/1600 F4.5
これも昨年の10月撮影でした。
カワセミ以外がモノクローム風で好きな絵の一つです。
咥えているのがエビでなく魚ならネ~。
2013年3月8日 EOS7D + EF300mm F2.8L ISⅡ+EF1.4×Ⅲ ISO500 1/1600 F6.3
8年近く前のショットですが、偶然に面白い絵が撮れました。
このカワセミ君、嘴が非常に長かったのを思い出しました。
上げていくとキリが無いので、ダイビング編はここまでです。
カワセミを狙い続ける限り、これからも私はダイビングショットが第一本命でしょう。
ピラカンサのお立ち台からポンポン飛び込んでくれるカワセミ、現れて欲しいですねえ…。(^-^)
次は…ホバリング編です。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます