MOS-YANの自然観察日誌

身近な自然を探したら…

ブログ開設10周年 その2(ダイビングに魅せられて)

2021年01月16日 | ブログ

私がカワセミを撮るためにピラカンサ池に通うようになったのは、間違いなく“カワセミの飛び込み”を撮るためです。

その理由は、“難しいから”の一言ですね。

毎回、何処に飛ぶか解らないですし、まっすぐ飛び込むとは限らず、途中で山なりになったり、ホバったり…。

それだけに良いショットをモノに出来た時は、満足感も大きいモノがあります。

 

では、最も思い入れのあるショットから。

2012年3月16日 EOS7D + EF70-300mm F4-5.6L IS    ISO800  1/1600  F9

池に通い始めてから4ヶ月目、やっと形の良い水出ショットが撮れたと思ったのがこの1枚でした。

これで魚の頭が上向きだったら、最高だったのですが…。

 

ピラカンサ池に通うカメラマンの皆さんが“良い水出ショット”と言われるモノに、次の条件があります。(…と私は思っています)

①カワセミの体が水面スレスレ。(多少の上下はOK)

②翼が上に伸びている。

③カワセミの目にアイキャッチが入っている。

④魚をゲットして、その魚の目が見えている。(魚は出来るだけ大きい方が望ましい)

⑤魚の頭が上方に向いている。

上の写真は⑤の条件を満たしていませんよね。(でも80点はもらえるかな?)

 

一応すべての条件を満たしているのが次の絵なのですが…。

2017年11月1日 EOS7D MarkⅡ + EF300mm F2.8L ISⅡ+EF1.4×Ⅲ    ISO500  1/1250  F5.6

確かに条件をすべて満たしてはいますが、イマイチ、インパクトに欠けるんですよね。

(水飛沫の上がり方が少ないのかもしれません。)

私は1枚目の方が躍動感があって好きかも…。

 

2017年11月17日 EOS7D MarkⅡ + EF300mm F2.8L ISⅡ+EF1.4×Ⅲ    ISO320  1/1250  F5.6

①の状態になっていませんが、体が水平でちょっと面白い絵だと思います。

 

2016年4月23日 EOS7D MarkⅡ + EF300mm F2.8L ISⅡ+EF1.4×Ⅲ    ISO800  1/1250  F5

これも魚が…惜しい!他は文句無しなのですが…。

 

2020年10月21日 OM-D E-M1X + ED300mm F4 PRO    ISO800  1/1250  F4

割と最近の写真です。

魚はいませんが、以前からチャンスがあったら…と狙っていた逆光ショットです。

上手く大きな水飛沫を上げてくれました。

魚の代わりに嘴で宝石を運んでいるように見えませんか?

 

最後に、いつもの合成写真を2点。

2020年10月28日 OM-D E-M1X + ED300mm F4 PRO    ISO640  1/1600  F4.5

これも昨年の10月撮影でした。

カワセミ以外がモノクローム風で好きな絵の一つです。

咥えているのがエビでなく魚ならネ~。

 

2013年3月8日 EOS7D  + EF300mm F2.8L ISⅡ+EF1.4×Ⅲ    ISO500  1/1600  F6.3

8年近く前のショットですが、偶然に面白い絵が撮れました。

このカワセミ君、嘴が非常に長かったのを思い出しました。

 

上げていくとキリが無いので、ダイビング編はここまでです。

カワセミを狙い続ける限り、これからも私はダイビングショットが第一本命でしょう。

ピラカンサのお立ち台からポンポン飛び込んでくれるカワセミ、現れて欲しいですねえ…。(^-^)

 

次は…ホバリング編です。


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