冬の間、撮影対象は野鳥で決まりなのですが、私のブログに遊びに来ていただいている方達はご存じの通り、私のメインターゲットは昆虫です。
昨年も色々な生態写真を撮りましたが、ツマグロヒョウモンを撮ったのは予定外でした。
それは、庭に植えておいたスミレにツマグロヒョウモンが産卵していったことが原因です。
昨年の秋にも、同じように庭のスミレに何頭かの幼虫がいたのですが、さすがに2年続けて撮るのはキツイので放っておいた所、鳥にでも食べられたのか、全く姿が見えなくなってしまいました。
それが12月になって、ベランダのプランターに自生していたスミレに幼虫がいるのを見つけてしまいました。(スミレは本当に強いです。)
2匹(本来、2頭というのが正解ですが、可愛いので2匹にします。)だけならこのスミレでも越冬できるかな?と思い、そのままにしていた所、このところの寒さでスミレが黄色く枯れ始めてしまいました。
種類が違うのか、ナミアゲハのために買ったミカンの植木鉢に自生していたスミレは元気だったので、2匹をそちらに移しておいた所、昨日の朝、「イモちゃんが脱走してるよ~。」と、ベランダからカミさんの声がします。
急いで見に行くと、移した幼虫とは別に2匹、プランターの横と壁に寒さでジッとしている幼虫が、また2匹…。
他にもいないかと探したら、もう2匹、全部で6匹の3齢幼虫がいたんですね。
とは言え、もう元気なスミレはありませんし、かといって放っておけば、間違いなく餓死か凍死です。
幸いにも、私の住んでいる団地はホームセンターの隣にあり、そこまで歩いて1分です。
1株98円のパンジーを2株買ってミカンの鉢に植え、イモちゃん達を移した所、早速食べ始め、満腹になった後は葉の裏側に移動しました。
とりあえず一安心ですが、なんとか越冬して春にはまた旅立って欲しいものですね。
でも、キツイ生態写真はもう撮りませんよ。(‥‥多分。)(^_^;)ゞ
パンジーを食べるツマグロヒョウモンの3齢幼虫
E-P3 + MACRO ELMARIT 45mm F2.8 ISO400 1/40 F5.6
宮仕えをリタイヤして写真三昧の生活に入り、その後ブログを始めてから13日で丁度1年になります。
見ていただく程の写真はなかなか上げられませんでしたが、1周年記念のケジメに、今までにこのブログに上げた中で一番気に入った写真を選んでみたいと思います。
さて、どれにしましょうか?