MOS-YANの自然観察日誌

身近な自然を探したら…

カワセミ池の近況報告 その3

2012年08月14日 | 近況報告

カワセミ池の今後を心配していたのですが、どうやら良い方向に向かいそうです。

というのは、親があまり姿を見せず、今年生まれた一番子2羽が交代で餌捕りに来るようになってきたことです。

いずれどちらかの縄張りに決まるのでしょうが、出来ればパフォーマンスの多い雌に頑張ってもらいたいですね。

Blog_8711

期待の若い雌です。 

EOS7D + EF400mm F/5.6   ISO500  1/1250  F7.1  1500×1000pixでトリミング

これとは別に、一頭だけベランダのスミレに残しておいたツマグロヒョウモンが蛹になりました。

もう写真は十分に撮りましたが、やはり一頭くらい自宅で羽化させたいと思うのが人情でしょうか?

今回の子は以外に強情で、蛹になる場所を求めて何回も脱走しようとするのを、そのたびに連れ戻すことになり苦労しました。(^_^;)

Blog__8131242

今回は茶色の蛹になりました。 これですと羽化の兆候が解りやすいです。

E-M5 + ED12-50mm F3.5-6.3 + FL300R  マクロモード43mm使用 

ISO200  1/125  F/14 

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カワセミ池の新人(?)達

2012年08月11日 | 近況報告

このところ書いているように、カワセミ待ちの時間がかなり長くなっています。

そんな時は昆虫や池に来た野鳥を撮っているのですが、この日に撮った写真を家に帰ってからチェックしたところ、すべて今年生まれた若鳥だということに気がつきました。

Blog_8488

変わった色のエナガがいるなあ、と思ったら幼鳥でした。 枝カブリをしていますが、虫を咥えています。

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カルガモ マガモ(?)の雛もこんなに大きくなりました。

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若いアオサギは、かなりグレーが濃いんですね。

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もちろんカワセミの若鳥も姿を見せます。 キリッと締まった表情がいいですね。

しばらく天気が悪そうなので、新ネタが切れそうです。(T_T)

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カワセミ池の近況報告 その2

2012年08月08日 | 近況報告

今年の一番子がデビューし始めたカワセミ池ですが、どうもいけません。

というのは、カワセミパパが縄張りを主張して、餌捕りに来た若鳥を追い出してしまうのです。

このままの状態が続くと、子供達は別の場所に移動してしまう可能性があるので、出来れば若い雌に頑張って欲しいです。

それでもカワセミパパがしばらく離れていると、時々池にやってきてホバリングやダイビングを見せてくれるのですが、春に比べれば撮影チャンスはかなり減ってしまい、おかげでカワセミネタも増えません。

‥というわけで、ちょっとピンが甘く被写体ブレも起こしているため、保存版ではないのですが、少ないチャンスに撮ったホバリングからダイビングの連続写真を。

1

①魚、発見!。(ピントが甘い)

2

②狙いを定めて~。

3

③急降下! (ここまで3連写です。)

4

④小さいけど、魚をゲットしました。

5

⑤キャッチライトが入ってません。(残念!)

6

⑥これは何とか止まってます。

7

⑦カワセミのスタイルは文句ないのですが、魚が小さくて咥えているかどうか判りませんね。

EOS7D + EF400mm F/5.6    ISO500  1/1000  F6.3

通常、ホバリングからダイビングの連続は、飛び込むまで追い切れないので、どちらかを狙うしかないのですが、この時は丁度狙いやすい所にに飛び込んでくれました。

これで、魚が大きくて、ピンがきて、キャッチライトが‥‥贅沢言うな!と怒られそうですね。

でも、本当に難しいです。

何時かは…。(-_-)

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引き続き、トンボの複眼を

2012年08月05日 | 昆虫

今回の記事は、カワセミの予定でしたが、オニヤンマの複眼についてチョッピリ盛り上がっていますので、トンボの複眼でいくことにします。

話題の中心は、複眼をストロボを使って撮るとニュートンリングのような輪が写ってしまうので、オニヤンマの複眼の構造はどうなっているのかな?というようなことだったと思います。

その回答例として、いつも私のブログに遊びに来てくれるヒナさんから興味深い作例を見せていただきました。http://flora1tyou.exblog.jp/18471808/

見ていただければお解りのように、写るんですね、自然光なら。

ただ、オニヤンマの複眼は個眼が非常に小さいことが解りました。

通常、私は複眼撮影時はシャープに上げて、なおかつ絞り込んで被写界深度を深くするためストロボを使います。

でも、オニヤンマの交尾を昨年撮った時、(複眼撮影ではありません)上記のような状態になってしまった、というわけです。

個眼が小さいことがその大きな理由かもしれませんが、これは真剣にトライして見る必要がありそうですね。

そこで思い出したのが、昨年撮ったコオニヤンマです。

名前はコオニヤンマですが、オニヤンマ科ではなくサナエトンボ科です。

でも名前と同じく複眼の雰囲気はよく似ているので、再現像して拡大版を再度上げてみます。

これは自然光なので、ニュートンリング(?)は出ていませんが、ストロボを使ったらどうなるでしょう?

ついでに昨日撮った真っ赤な複眼ショウジョウトンボと、ブルーの複眼シオカラトンボもご覧ください。

Blog_

コオニヤンマ E-5 + SIGMA 150mm    ISO800  1/500  F/5.6

かなり個眼が小さいのが解ると思います。 ストロボを使ったらニュートンリングが出るのでしょうか?

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シオカラトンボ(♂) E-5 + ED50mm + EC-20    ISO400  1/160  f/16  FL36R使用

ブルーの複眼が美しいシオカラトンボです。 身近すぎて撮り忘れていました。

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ショウジョウトンボ(♂ E-5 + ED50mm + EC-20     ISO400   1/160   f/14   FL36R使用

複眼全体が真っ赤になるのはこのショウジョウトンボだけですね。 でもアカネ族ではない、というところが面白いです。

この2枚は久しぶりにE-5を使ってみました。

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8月になりました

2012年08月02日 | 昆虫

いや~、暑いですね。

夏が大好きな私ですが、さすがにこの真っ青な空が恨めしく思えるようになりました。

この時期の昆虫といえば、やはり蝶よりトンボかな?と思います。

真夏にゆったりと滑るように飛翔するオニヤンマなどは、さすがに王者の貫禄を見せてくれます。

そう言えば今年はまだトンボの複眼を撮っていなかったことを思い出し、まだ本格的に使っていなかったEF100mmF2.8Lで撮ってみることにしました。

お相手は、割と地味なオオシオカラトンボです。

シオカラトンボによく似ていますが、複眼の色が濃い茶色で、腹部の幅が広いところから、すぐに区別が付きます。

それにしても、炎天下の撮影はキツ~イです。(^_^;)

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休憩中のオニヤンマ  EOS7D + EF70-300mm F4-5.6L    ISO500  1/320  F/9

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オオシオカラトンボ  EOS7D + EF70-300mm F4-5.6L     ISO500   1/320   F/11

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オオシオカラトンボ頭部 EOS7D + EF100mmF2.8L Macro   ISO400  1/250  F/13  内蔵ストロボ使用

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 同 頭部拡大。 オオシオカラトンボは顔も真っ黒だったんですね。

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