「介護録」とユルユル日記

介護終了、ブログタイトルかえました。

ご挨拶

2014年12月7日をもって私の介護生活は終了しました。

介護中、このblogに毒吐きし、多くの介護仲間さんに助けられました。
過去記事を読むと穴があったら入りたい気分でもありますし、今とは考え方も違うところもあります
身勝手な独りよがりも多々ありますが、そんなあれこれも、介護中の方たちのデトックスに一役かえたらという思いから「介護録」として残しておくことにしました。

今後はユルユルと日常をつぶやきながら時に介護や認知症に対する思いを書いていこうと思います。

タティング

タティングは↓こちらに 写真をアップしていくことにしました。
お暇が出来たらのぞいてやって下さい。
→こちら Instagram

カジマセヨ

2008-05-22 | ■ももちゃんと一緒(おまけ)

가지마세요~(カジマセヨ、行かないで)

トラ吉(確かなそんな名前で売られていた記憶が…)に追いすがるもも。

(ホントはバクしてる感じにしたかったけどトラ吉ときたら木偶の坊どうにも動かん)

これは、ももちゃんの贈り主で友人のリクエストでもあります。
トラッキーだったらよかったんだけど。


オシャベリが止まらん

2008-05-22 | ●介護録(~2015.2月)
昨夜はダルハマの番長。
映像ガオラ、音声HBCラジオでワクワクのひととき……

けど、この時間帯に母のスイッチが入った。

シャベル…シャベル…シャベル………………
返事するまで何度も

これって、徘徊に付き合うより、ベンベンの始末よりずっーーーと楽なのはわかるけど、長時間訳のわからん話に付き合わされるストレスってけっこうなもの。

勿論内容はほとんど聞いてない…というか聞いていてもワカラナイので、意識は野球に向いてるけど返事はしなきゃならないのでそれが億劫。
適当に「うん…うん」と言ってるものの、我れながらその返事に力のないこと

そして、試合も終わり、ラジオではアナと解説者と、試合後の番組の司会者とがフリートークなどしている楽しいところで「オシッコいってくる」と言う。
ちょっとほっておいてみたけどトイレが分からないようなので、やはり付き合わなくてはならない。

あ~面倒、あ~面倒ーーー。

昨日は勝ったから良いけれど、これ、負け試合だったらもっとイライラしてるだろうな~


今朝のこと。

話の流れの中で母が
「遠慮することないよ、親子…」

親子なんだから…と言うのかと思って、実は少し期待した。

でも
「遠慮することないよ、親子みたいなものなんだから」だった

……わかっていても、ガッカリ


アルツの三つの型

2008-05-21 | ●介護録(~2015.2月)
アリセプトの後期副作用を検索していて…アルツハイマー型には三つの型があるという↓を発見(Dr.コウノ)。

『タイプ1(単純痴呆型):80%を占める  
症状は物忘れが主体で、穏やかな痴呆です。一見すると(立ち話をした程度では)正常に感じますので、アルツハイマー病ではないと誤解されやすいタイプです。

タイプ2(コルサコフ型):10%  
もっともらしくとんちんかんな返事をし、猜疑心が強く、また妄想などの症状を呈しやすく、社会的に問題となる活発型である。また多幸的(とにかくにこやかで、幸せそうな)な印象を強く受けるのはこのタイプです。

タイプ3(超皮質性失語型):10%  
大脳の障害が強く、言葉の壊れが目立つタイプです。よく見ていると、仮性作業といってまじめな顔をして無意味な作業を繰り返し続けることもあります。あちこちに放尿して歩き回るのはこのタイプです。』


ビゴ母は主治医から「多幸的」という診断をいただいております。
「もっともらしいとんちんかんな返事」「妄想」などは母の状態に当てはまります。

初期の母には「一見しただけでは正常と感じる」側面も多々あったし、80%は単純痴呆型だというから、簡単にコルサコフ型であると言ってよいのかわからないけど、当初から徘徊があり、けして穏やかな痴呆ではなかった…と思う。
オールウェルカムな明るい認知症……これはコルサコフ型なんでしょうか。

で、コルサコフ型だったら、どうなのさ?って話だけど…… 結局、治療法があるわけではないから、あなたはコルサコフ型ですと言われたからといって、何がどうなるわけじゃない。 こんな記述見つけても何の意味もないか。

コルサコフ型っていうのは、脳の中がどうなっているのタイプなのだろう?
ロシア人の名前みたいなこの名称……これからもう少し検索してみようかな~

新庄VSヒチョリ

2008-05-19 | ■ファイターズ
18日のファイターズホークス戦
新庄VSヒチョリのガチンコ師弟対決始球式
……19日、ローカル番組にて、しっかりオンエアされました~

背番号ならぬ似顔絵の描かれたユニホーム……ガンちゃんが「どんだけ自分が好きやねん」と言ってたけど、ホント、新庄ならなんでもあり。

ホークスのユニホームってのが違和感があり。
縦縞かハムのユニホームじゃなきゃね。
(ユニホームのデザインとしてはハムのほうがスキなんたけど、トラはとにかく黒と黄色、そして縦縞であることに意義かある)

始球式終了後、ハムのベンチに駆けていってハイタッチ!
それがやっばり嬉しかったな~~~
彼はハムのOBなんだな~なんて当たり前のことを思ったりして。

今後、何かの形で野球界のお仕事をして欲しい。


新庄とはまったく関係ない話…
七月に巨人が札幌と旭川スタルヒン球場で試合する。毎年のことだ。
そのCMがラジオで流れてて原監督がしゃべってる
「日本一奪還のために全力で闘います」とかなんとか………。
なんかピントこない
日本一奪還って昨年日本シリーズにいけなかったから
日本一奪還というのは一昨年の覇者であるファイターズのセリフだい
あなたたちはまず、日本シリーズ出場を目指さなきゃ…というか、3位以内が第一目標よね。
なんかこのCM聞くたびに突っ込みたくなるんだよ。

まあ、アンチ巨人なので、なんでハムの聖地に来るんだよーーーーと思ってるわけだけど。


2→1

2008-05-18 | ▼ユルユル日常
何が2→1かというと……2階から1階という意味。

我が家の階下がずっと空き部屋。
時に「一階に移った方がいいかな~」と思わないこともなく…それは母が骨折したことで、階段が怖いな~という思いがつのったから。

アパートの階段は吹きっさらしではなくコンクリートで囲まれている。でも、吹雪になると雪が入ってくる。
雪国人なら分かると思うけど、コンクリートにサラリと積もった雪って滑るでしょ。それが結構怖いんだ。
手すりもないし。
周りからも怖いね、と言われる。
骨折前は足腰元気だったので少しもきにしてなかったんだけど。

とはいえ、引っ越しか……と思うと、面倒だな~~ってことで、空き部屋の募集看板を横目で見ながら時が過ぎていった。

ところが、先月になってたまたま大家さんと話す機会があり、
「下が空いているから移ってもいい」というお話しが…。

うーーーん、改めて言われると悩む

小さいモノは日々セッセと運んで大物を業者にお願いし、母をお泊まりさせている間に済ませる…という方法はある。
中途半端に荷物の入った段ボールがあると、母に触られてややこしいことになりそうだから三泊くらいのショートにしてもらって。
そういうシミュレーションは頭の中でサッサと進むけど

その前の不用品処分……
あちこちへの住所変更届(部屋番号が変わるだけなのに)……
考えただけでも疲れる

でもな~また冬が来るし~
何かあったら後悔するし~
この先在宅介護が何年続くなら思い切って一階に移った方がよいだろうし~
でも、もし一年二年で在宅出来なくなるのならその時に引っ越したほうがいいし~

あーーーつまり、どっちなんだ

と、悩んでいるうちに誰かが借りてしまうかもしれないのよね

…………今、「何かあったら後悔する」と自分で書きながら、このことを深く考えていなかったことに気づいた。
後悔したくない……となればやはり下へ行くべき

灯油代が高くなるけど~夏は涼しいだろう
エレクトーンをガン弾きしてもベ-スの振動が下に伝わる心配はナイ
ゴミ出しも楽チン

よいコトもいっぱいあるゾ~~面倒たけど…(^^ゞ
どうしようかな~~


DEEN 「 永遠をあずけてくれ」

2008-05-17 | ■Music・Book・Movie

DEEN 永遠をあずけてくれ


久しぶりにDEENを聴いてみた。
やっぱり、いいなぁ~

さわやかだけど、なんか納豆ぽいVOCALは私のツボであります。

そして、日本語がキレイ。

80年代以降、バンドユニットがボコボコ現れて、J-POPSという言い方がフツーになって……
予備知識ナシに聴くと、何を唄っているかさっぱり分からない聞き取れないのがフツーになってしまった。

私はやっぱり、歌詞カードなくっても何をいってるのかちゃんと分かるのがイイ。

どうせ聞き取れないなら洋楽聴いてるほうがヨイわ。


東京ドームに父?!

2008-05-16 | ●介護録(~2015.2月)
昨夜のファイターズはまたサヨナラで、サイコーに気持ちよかったわ~

東京ドームでのホームゲームなのでガオラでオンエア。

試合終了後、試合を振り返り、実況と解説がツラツラと話しながら、画面はお客さんを映し出す。

それを見ていた私にσ( ̄▽ ̄;)母が言った

「ホラ、お父さんに手を振ってあげなさい」

えっ……?
もしかして、居たの?東京ドームに?見えたですか?幽霊さんですか?

父、ファイターズの応援に東京ドームに出没か?!
タイガースは遠征中だっけ?それでファイターズ応援?

じゃ、今夜はきっと甲子園だね。勝ってるゾー!


P・S
このところ、ファイターズとタイガースは仲良く一緒に勝ったり負けたりしてくれる。精神衛生上、とってもスッキリ(*^_^*)

今日ローソンで道新スポーツを買った。
一面は当然ファイターズ。ペラッとめくると3面には読売の阿部がカラーでデカデカと…しょうがないさね~全国区だしさ~
さらにめくると、5面に大きくタイガース赤星!小さく檜山様!
おお~タイガースも大きな扱い…と、思ったけどモノクロ写真…(/_;)

えーとタイトルは……

2008-05-15 | ●介護録(~2015.2月)
おべ~ん オン ザ フロ~ア~
(Deep Purpleの「 Smoke on the Water」のメロディーで唄おう)

あの日の翌日から、今日は大丈夫か?と思う日々。
そして、なんだか私の胃腸の調子がくずれましたが、今日は元気。
今日になって気づいた…母のシーツにもお便がチョコッとついていたことに。
色あせていたし新しくしようかな~と思っていたところだったので捨てます。
…ってことで、セシールで新しいシーツでも注文しよう。

昨日、ソファでうたた寝していた母は、寝言で何度も「おかあさん、○○、××」をくり返してた。子供にかえって夢でも見ていたのかな?でも、母は「おかあさん」ではなく「かあさん」と言っていたので、コノヘンのズレがなんなのか?
いや、ズレってほどのこともないのかな?
私のこと、「にいちゃん」とか「おとうさん」って平気で呼んでるから。

まりさん情報で「アリセプトの後期副作用」なるものの存在を初めて知りました。
私もちよっと検索してみたら、「アリセプトは興奮系のお薬」という記述が。
コレは大変だーと思うのだけど、なんだか認知症患者に携わっている医師もよく知らなかったり、製薬会社が興奮系であることは隠してるフシもあるような話まで……。

これから少し、これについて情報集めてみたいと思います。

まりママさんは、アリセプトの回数を少し加減してみたら、いろいろと大変だった状態が緩和されている模様

お便 オン ザ フロア

2008-05-13 | ●介護録(~2015.2月)
なんとも形容しがたい光景……。
床に、ベンベンとオシッコと………………

それは昨日夕方、私は夕食の準備中。

この時間はいつも問題で、私がなにやら仕事をしていると母は気になるらしく、自分も何かをしなくてはならない衝動にかられ、とにかくじっとしていない場合が多い。

いつものように、部屋を出たり入ったりしながら、あれこれモノを移動。後でまた片づけだな~と思いながらメークインの皮を剥く〈たくさん貰ったんだよね、メークイン。毎日イモ料理!1個がまた大きいんだ~もしかして規格外?でもほっこりかなりおいしい〉

すると、母がズボンのファスナーが壊れた、という。
見れば裏返しに履いている………だけではなく、ノーパン
最近、紙P脱ぎが続いている。
うわ~早くはかせなきゃ~と思って紙Pを取りに隣の部屋に行ったらば………

すでに床にオシッコ…

それに、なんかとても臭い。オシッコだけでこんなに臭う

さらに奥の物置部屋に行けば、そこにはゴロンとブツが…ブツが………

初めてなのです。床に便。
軽くショックを受けました。
臭いです。

拭いても拭いてもキレイにならない…結構しぶといんだな、便。
吐き気した…グェッと、何度も

拭いて拭いて拭きまくって…右手が痛くなるほど

そしてまた夕飯作る自分…気持ち悪い。
食欲低下(食欲なくならない自分もしぶとい)しばらく気分が晴れなかった
そして洗濯。

何事もなかったような母が、憎らしい。

言っても仕方ないけど掃除しながら文句たれた。
母は多分自分のこととは思っていない。

とにかく、今回は汚れた面積が広くて泣きたくなった。
母のお尻をキレイにして足を拭いて、新しい紙Pとズボンをはかせて…
「こっちは今掃除するから来るな!」と言ってもコノコノくる

これ以上私が怒らせないで、泣かせないで

情けない気分の夜……悲しかった

温泉…か。

2008-05-12 | ●介護録(~2015.2月)
土曜の夜、突然、十勝川温泉のSホテルから宿泊案内のが来た。

温泉か…。
母を連れて行きたいという気持ちがずっとあるのでなんとなく聞いていた。
「行くなら今のうち」という気持ちをずっと持ち続けている。
でも、一人で連れて行くのは不安。
母の姉妹に話をしたことがあるけど、よい返事は貰えなかった。(すぐ忘れるなら意味がないらしい。母と長時間過ごすのは不安らしい。まあ、お金のかかることだし…)

一通りの説明が終わった後に聞いてみた

「認知症者が行っても対応してもらえますか?」

相手は一瞬固まった。「えっ?」といったまま…。

もう一度同じことを口にする。すると

「温泉は入れますか?」

今度は私が「はぁ?」と固まる。

「もちろん、温泉には家族も一緒に入りますから……」と言えば
「入れるなら問題ありません」と明るい声。

話がかみ合ってない
この程度の認識、世間はこんなものだと理解した。

その後、朝夜はナンタラカンタラのバイキングで~~と楽しそうにしゃべられたので、ちょっとムカムカしながら
バイキングが無理だったらどうなのさ?」(こんな口の聞き方してないけど)と聞くと、部屋で食事の場合はお一人サマ金額が一万円越えるとのお答え。
ちっともお得にならないのだ…まあ、仕方ないけど

実はもう少し期待していた。
これだけ認知症がメディアにのる時代だから、何かの事態にはサポート出来ます…程度の言葉を。

認知症とか精神面に問題があると、他の宿泊客に迷惑をかけることも多々あるだろうし……来て欲しくないのかも、などとも思ったり。
こんな田舎の温泉では大したコトは望めないとは想像していたけど。

認知症者とその家族も安心してリラックスできる…そんな謳い文句を掲げている温泉・リゾートはないのかな