新 釣りバカ君日誌

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釣りと家事料理で日が暮れて…

私の海外旅行 7

2013-11-21 10:49:13 | 旅行記

ヨーロッパ編 5 昭和54年5月8日~

フランス 2

ホテル内の広く豪華な食堂で夕食を済ました後の午後9時~ホテルから車でシャンゼリゼ通りにある劇場 【リド】 へ移動。 シャンゼリゼ通りの一帯はネオンその他の照明で昼のような明るさ、昼よりも多いと思われる人の波。道路を挟んだ両端の舗道は人で溢れるばかりの形容が相応しい人混み。往来に触れ合う程の人通りとなっている。

何回目の開演に合わされたのであろうか? 前回のショウが終わった入れ替えで入場。シャンペンを注がれて飲みながらの観劇。何となく優雅な気分。 当初は華やかな舞台に注目熱心に見ているが~時間と共にアルコールも効いて~旅の疲れも旅の最終に合わせたように出てついウトウト状態。 

ショウが終わって出ると次の観客が列を作って並んでいる。 午前0時30分。相変わらず人の波が続いている。この場所パリには夜がないのではないかと疑いたくなる情景であった。

小腹が減った感覚で数人の仲間と 例の日本食レストラン 【大阪】 に出向き蕎麦を食べて帰還。 ベットに横になったのは3時。

5月14日 8時起床。起こされるまで熟睡。 慌てて朝食。 今日も快晴。 顧みるに本当に天候には恵まれた旅行であったと思う。

予定ではベルサイユ宮殿であったが生憎定休日にぶつかり急遽変更~フォンテンヌブロー地区への観光となる。 パリから65キロ郊外、約1時間行程の場所。 途中鹿に注意の看板表札。王族:貴族の鹿狩猟場であった由、家並も途絶えて田園風景が続く~ミレーの生誕地でもあり彼が描いたと同じような風景を目に出来る場所であった。

小さな村落、人の姿も見かけない静かな村落、細い道を進んだ先に宮殿があり、手入れの行き届いた緑豊かな芝生を前面に広げ、その芝生の中央に通路が伸びて~一度は革命で崩壊された宮殿であったそうだが~この地をこよなく愛したナポレオンによって再建され蘇ったその宮殿はあった。

故にナポレオンに関する資料が多い城でもあった。ナポレオンが使用した寝台をはじめとして白馬の部屋:訣別の部屋:それら部屋部屋の天井画、壁画、装飾品の豪華さ、各所に掲げてある絵画に~時間があったらじっくり見たい気持ちを覚える。

一巡して外に出ると快晴の空の下~爽やかな空気、緑濃い手入れの行き届いた庭園、その中を歩み~活きかえるような快感を覚える瞬間を体験。

その後、ミラー:コロー:ルソーが住んでいたことがある芸術村へ~無名時代、貧しさ紛らすに家具の扉に食べ物を絵をかいた場所など案内された後パリへ~来た道を戻る。

途中デパート前で降ろして貰い買物。明日は帰国、最後のお土産買物。

賑やかな街中を見物しながらホテルに帰る途中~繁華な通りは人の交差する流れ、お互い触れ合うほどの混雑。 

丁度6時であった。まだ陽も明るく輝いている時間。 一斉にシャッターが締まり始める=未だ店内に客が居るだろうと思われるのに申し合わせたような閉店に驚く。

あとは溢れるような人を相手に露店に盛況が引き継がれるのであろうが~こう言う点には時間は厳守されている実態を見た気が致します。

夕食は市内のレストランへ移動。

ヨーロッパ最後の晩餐。広島から取り寄せたと言う牡蠣が氷の彫刻を中央に飾った大皿に盛られて、見るからに食欲を掻き立てられる演出の献立で~今旅行の最大の味であったと記憶に残る。

5月15日 午前5時30分起床 7時出発 パリ⇒ロンドン⇒モスコワ⇒成田 経由

5月16日 午前9時55分 到着にて ヨーロッパ旅行は終了。

主な支出 

アムステルダムツアー5400円: ダイヤモンド149410円: 純金コイン8190円: モンブランツアー18850円: セカンドバック11170円: 17850円: 水彩画10200円: 香水マダムローシャン2個10710円: ディオール3個11170円: 洋酒カミューナポレオン2本11200円: カミュドラム19200円: シャボ―ナポレオン2個11900円: ネクタイ5本21267円: 子供服8840円~等

 

更に若かりし頃

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