阪口直人の「心にかける橋」

衆議院議員としての政治活動や平和構築活動、趣味や日常生活についてメッセージを発信します。

「戦場」を泊まり歩く日々

2007年04月04日 23時59分39秒 | 政治
 連日、統一地方選挙の応援で駆け回っています。移動距離が長いこと、また、早朝から深夜までの活動なので、候補者や支援者宅を泊まり歩いていました。お陰でブログの更新ができませんでしたが、充実した日々を過ごしています。

 4時間を超える道のりを運転して行った紀南の東牟婁郡では、候補者と一緒に古座川沿いの小さな集落を訪ねてまわりました。感動したのは、家の前に並んで候補者の乗る車を待っている方々が沢山いたことです。地域格差が拡大する中、地域の視点、女性の視点、そして弱者の視点で地道に活動してきた候補者個人の魅力が党派を超えた支持を生み出していることに励まされました。
 
 林業が壊滅的な状態になり、若い人々がほとんどいなくなってしまった山奥の集落は、病院も商店もなく、過疎化に歯止めがかかりません。わずかな年金で暮らす人々にとって上がる一方の税金、そして保険料のアップは大きな打撃で「死ぬのを待っている状態」と言う人さえいました。そんな大変な目に遭わされながら、自民党支持者が多いこと、それは、言い換えれば民主党の存在感があまりにも小さいことが大きな理由でしょう。和歌山の民主党をそんな人々が希望と安心を託せる政党に育てること。私の役割の大きさを改めて実感しました。 

 1日は父親の出身校である番丁国民学校の同窓会にも出席させて頂きました。 

 2日は前原誠司前民主党代表と街頭演説をしました。岸本周平衆議院和歌山第一区総支部代表の依頼により、県会議員を目指す民主党候補者の応援に来たのです。(岸本氏のブログにも詳細が記されています)私は健全な「市民社会」を育てることが民主党の役割というテーマで話しましたが、このことについては後にふれます。

 その後も各地で統一地方選挙の応援をしながら親戚や企業訪問を続けています。

 つくづく感じるのは、万全の組織を作って選挙に臨める候補者は決して多くはないことです。人類が最初に作った組織は狩りをするグループだそうです。行動する小集団としてひとり何役もこなし、時には形を変えながらも目的に向かって協力する。そんなグループが狩りを行う上では力を発揮するようです。選挙も同じ。スタッフやボランティアが目的を共有し、俊敏性と柔軟性を持って積極的に攻めるチームは、小さくても良い闘いをしているように感じます。

 写真:前原誠司前民主党代表(左)と演説する私(中央)
   

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