阪口直人の「心にかける橋」

衆議院議員としての政治活動や、専門分野の平和構築活動、また、趣味や日常生活についてもメッセージを発信します。

ノーサイドの精神で菅直人総理を支持

2010年09月03日 09時32分14秒 | 政治
 連日、事業仕分けのヒアリングを続けています。私は外務省、法務省・検察が担当なので、関連の書類を読んで準備し、午後3時間程度のヒアリングの後は、見出した問題点を深掘りするための調査を行う毎日です。

 さて、代表選挙については前回のブログでも書きましたが、私は菅直人総理を支持することに決めました。決断するに当たっては熟慮を重ねましたが、私の政治姿勢や政策とより一致するのは菅総理であると考えています。選挙が終われば一致結束政権運営にあたることはお二人とも約束しているわけですから、特に重視したのは下記の2点です。


 1. 財源の制約に鑑み、政策(マニフェスト)の優先順位を明確にして、そ  
    の根拠を国民に説明できる人

 2. 徹底的にクリーンな姿勢で政権運営を行える人

 
 「1」については、菅総理は「一に雇用、二に雇用、三にも雇用」という言い方で、社会保障や農業、環境などの分野に税金を集中的に投入し、雇用を生み出すことを成長戦略のひとつにしています。これは、和歌山の活性化、景気刺激に終わらない地方の構造改革にもつながる政策だと確信しています。

 また、「2」は、私自身が徹底的に追及している点でもあります。これまでの政治をクリーンで透明なものに変えるために民主党が生まれたのですから、菅総理には、この点には徹底的にこだわって政権運営をしてもらいたいと思います。


 とは言え、ねじれ国会を乗り切るためにも政界最大の実力者である小沢一郎前幹事長には要職で頑張って頂かなくてはなりません。菅直人が先頭に立ち、小沢一郎が支える。私は密室の談合ではなく正々堂々と選挙を闘うことで、この構図がわかりやすく納得できるものになることを期待しています。

 1日の菅総理の決起集会にも行きました。参加者の中には逡巡した上で参加した方々もいたと思います。しかし、新しい政治に変える、本来の民主党に変える熱気にあふれ、菅総理も実にいい顔をしていました。総理になってからは本来の精気が薄れているようにも感じていましたが、闘うことでオーラが出てくる人だと実感しました。

 ラグビーの試合は、激しく闘った後は両方がひとつになり健闘を讃え合います。お互いの友情を深め理解し合うことが闘いの目的-こんなノーサイドの精神で代表選挙を盛り上げたいと思います。


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