阪口直人の「心にかける橋」

衆議院議員としての政治活動や、専門分野の平和構築活動、また、趣味や日常生活についてもメッセージを発信します。

「スタジオ民主なう」で経済外交の未来を語る(1)

2011年01月19日 12時51分03秒 | 政治

 昨夜は「スタジオ民主なう」に出演し、1時間あまり経済外交の在り方についてお話しました。

「スタジオ民主なう」2011年1月18日放送


 ベースにしたのは、昨年12月、中国の投資状況や影響力をリサーチし、我が国の強みを活かした直接投資の在り方を探るために行ったカンボジアとラオスでの調査です。私は1992年以降、カンボジアの平和構築や復興支援に関わってきたのですが、アジア政党会議に出席するため5年ぶりにカンボジアを訪問したところ、中国や韓国などに直接投資において圧倒されている現状に大きな危機感を持ちました。UNTAC(国連カンボジア暫定統治機構)において主導的役割を果たすなど、復興支援プロセスにおいて日本は最大の援助供与国でしたが、2000年代に入り中国による直接投資が急速に拡大。2008年の段階では、中国の投資額は日本の500倍、韓国は150倍を超えているとの統計もあります。

 私自身、国連や日本政府、NGOなど様々な立場で国際協力活動を行ってきましたが、国として国民の税金を使って援助を行う場合は、日本経済の活性化にも寄与するものでなくてはなりません。従って、これまでの支援に見合う利益を挙げる戦略を構築し、「国益と地球益&人類益を両立させる経済協力」の在り方について考えることをテーマにお話ししました。

 今回は常時200人前後の方が参加し、ツイッター等を通して多くの建設的な意見を頂けるなど、かつてない盛り上がりでした。内容については、次回このブログで報告しますが、まずは映像をご覧いただければ幸いです。


 
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