『江山風雨情』第28~36話まで見ました。
呉三桂と陳円円はいよいよ成婚の式を執り行いますが、蜜月を過ごす間もなく呉三桂は再び出征し、陳円円も元のように宮廷へと出仕します。
そんな中、高迎祥率いる流民軍が鳳陽の地を占拠し、太祖の陵墓を暴いたという報告が届きます。崇禎帝はこれに衝撃を受け、高迎祥を倒すまで喪に服し、肉類を断つことにします。気苦労が絶えないせいか、まだそんな年でもないのに彼の頭髪は白髪が目立つようになっていますが、そんな皇帝を尻目に重臣たちはこっそり妓館に集まって酒色に耽る始末…… また、皇后の父親である周仁が北京陥落を見越して密かに家財を南京に移していたことも発覚します。このあたりから明朝の崩壊を感じさせる場面が目に付くようになりますね。
重臣の洪承疇は皇帝と群臣の面前で、今まで清と対抗することに心を奪われて流民による反乱の対策を怠ったと崇禎帝に諫言します。この洪承疇、これまでは何だか頼りなさげで保身に長けた人物という印象が強かったので、突如として堂々と今までの政策を批判し出したりして驚きです(^^;) 結局この洪承疇が五省総督に任じられて同僚の楊嗣昌とともに流民軍の討伐にあたり、見事大将の高迎祥を生け捕りにします。
しかしあと一歩で流民軍を全滅に追い込めるというところで、崇禎帝は洪承疇に今度は清との前線に赴くよう命じます。何とか明軍の追撃から逃げ延びた李自成は二代目闖王を名乗って態勢を建て直し、流民軍は急激に勢いを盛り返します。一方、山海関に入った洪承疇は呉三桂とともにホンタイジの長男・ホーゲの軍隊を散々に打ち破りますが……
呉三桂と陳円円はいよいよ成婚の式を執り行いますが、蜜月を過ごす間もなく呉三桂は再び出征し、陳円円も元のように宮廷へと出仕します。
そんな中、高迎祥率いる流民軍が鳳陽の地を占拠し、太祖の陵墓を暴いたという報告が届きます。崇禎帝はこれに衝撃を受け、高迎祥を倒すまで喪に服し、肉類を断つことにします。気苦労が絶えないせいか、まだそんな年でもないのに彼の頭髪は白髪が目立つようになっていますが、そんな皇帝を尻目に重臣たちはこっそり妓館に集まって酒色に耽る始末…… また、皇后の父親である周仁が北京陥落を見越して密かに家財を南京に移していたことも発覚します。このあたりから明朝の崩壊を感じさせる場面が目に付くようになりますね。
重臣の洪承疇は皇帝と群臣の面前で、今まで清と対抗することに心を奪われて流民による反乱の対策を怠ったと崇禎帝に諫言します。この洪承疇、これまでは何だか頼りなさげで保身に長けた人物という印象が強かったので、突如として堂々と今までの政策を批判し出したりして驚きです(^^;) 結局この洪承疇が五省総督に任じられて同僚の楊嗣昌とともに流民軍の討伐にあたり、見事大将の高迎祥を生け捕りにします。
しかしあと一歩で流民軍を全滅に追い込めるというところで、崇禎帝は洪承疇に今度は清との前線に赴くよう命じます。何とか明軍の追撃から逃げ延びた李自成は二代目闖王を名乗って態勢を建て直し、流民軍は急激に勢いを盛り返します。一方、山海関に入った洪承疇は呉三桂とともにホンタイジの長男・ホーゲの軍隊を散々に打ち破りますが……