博客 金烏工房

中国史に関する書籍・映画・テレビ番組の感想などをつれづれに語るブログです。

西安周遊旅行 西安市内

2009年06月01日 | 旅行・オフ会・展覧会
3日目は天気予報通り朝から雨。まずは路線バスで陝西省歴史博物館に向かうことにしたものの、たまたま乗ったバスの車内放送がかからずに最寄りのバス停を行き過ぎたり、(長春でもそうなんですが、平日朝の時間帯だと車内放送がかからないことがよくあります。)何とか最寄りバス停にたどり着いたら今度は博物館までの道が分からず、結局タクシーで博物館まで乗り付けたりと散々な目に…… で、やっとこさ到着。



ここでは西周期の金文の孟簋・五祀衛鼎・柞鐘・多友鼎・師丞鐘などをじっくり鑑賞。兵馬俑坑から出た青銅の鶴や彩絵跪射俑、石の甲冑などもここで展示されてました。兵馬俑博物館の方で展示すればいいのに…… ちなみに歴史博物館は上海博物館・河南博物院などと同じく現在は入場無料になってます。

ここを出た後は碑林博物館へ。



ここは各時代の石碑・石刻などが所狭しと並べられており、開成石経や大秦景教流行碑などが見所。唐の太宗の陵墓にあった昭陵六駿も展示されてましたが、このうち2~3個に「複製品」という説明が付いてました。「昭陵六駿」でググッてみると複製品のオリジナルはアメリカに収蔵されているようですが。

碑林を出た後は小雁塔に行ってみることに。実は旅行前に知り合いから小雁塔の隣に新しく西安市の博物館が出来ており、そこに西周青銅器も展示されているという話を聞いていたのであります。それで実際に足を運んでみると小雁塔の敷地内一帯が歴史公園として整備されており、その一角に西安博物院という博物館が建っておりました。下がその西安博物院の写真。



やっぱり変なモニュメントが立ってます(^^;) ちなみに入館料は小雁塔の入場料などと含めて50元。ここでは西周豊鎬遺址の出土品や西周金文の員簋・永盂・呂服余盤・衛簋などを鑑賞。館内は工事の騒音が「ガガガ」と鳴り響いており、あからさまに「今造ってます」感が…… 

折角なんで小雁塔の写真も載っけておきます。



以前にツアーで西安に来た時は大雁塔には確実に行ったのですが、小雁塔については行ったかどうか覚えてません(^^;)
コメント (4)
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