博客 金烏工房

中国史に関する書籍・映画・テレビ番組の感想などをつれづれに語るブログです。

長春-大阪便就航ほか三題

2009年06月02日 | 留学

さきほど新聞を見ていたら「中国南方航空が長春-大阪便就航」というニュースが…… 7月2日より就航、6月10日頃から予約が可能になる予定で、毎週火・木・金・日曜日の週4便で、長春からの便が7:40発12:30着、大阪からの便が13:30発18:15着とのこと。長春-成田便や長春-中部便などが週1~2便なのに対して随分と便数が多いですね。しかし長春発の便の時間が随分早いのがネックですなあ(^^;)

※ この項、訂正・追加情報あり。詳しくはこちらを参照。


同じ新聞でツイ・ハーク監督、アンディ・ラウ主演の映画『狄仁傑之通天帝国』について、「目標は中国版のロード・オブ・ザ・リング」という一文が…… 何言ってんだよ、推理物じゃないのかよ!これは『PROMISE』並みの珍作が出来上がりそうな悪寒が(^^;)


そろそろ欲しい本がたまってきたので、また卓越網(アマゾン・チャイナ)でお買い物……と思ったら、いつの間にかVISAカードが使えなくなってる(;´д⊂)  どういうわけか同サイトでは現在クレジットカードはアメリカン・エキスプレスしか使えなくなっているみたいです。国内の銀行カードは使用可能ということで中国銀行のカードで買おうとしましたが、登録がうまくいかないのでどうしたものかと思ってたら、今日知人から同じくネット書店の当当網では日本で言うところの代引き購入が可能との情報を入手。しかも北京から2~3日で商品が届くとのこと。(正確には商品の発送準備に更に1~3日ほどかかるようですが。)ということで早速注文してみました。どんな具合で届くのか今から楽しみです(^^;)
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西安周遊旅行 宝鶏

2009年06月02日 | 旅行・オフ会・展覧会
4日目は西安から高速バスに乗って宝鶏市へと向かいます。2時間か2時間半ぐらいで到着するということで余裕をかまして8時前に宿を出たら、バスが席が埋まるまでなかなか出発しないわ、この日から端午節で連休に入り、道路がほどほどに混んでいるわで、結局宝鶏に到着したのがお昼時……

早速宝鶏での目的地宝鶏青銅器博物館へと向かいますが、何と博物館の入場券売り場に売り子がいない…… お昼ご飯でも食べに行っちゃったんでしょうか(泣) おまけに入り口にガードマンがいるものの、「券を買いたいのですが」と尋ねてみても「売り子の帰りを待て」と言うばかりで替わりに切符を売ってくれない…… そうこうしている間に何人か見物客がやって来ましたが、ガードマンに入場料が20元だと聞くと「高いね」と漏らして帰って行きます。イヤイヤイヤ、問題は入場料の高い低いではなくて入場券売り場に人がいないことなんですよ!(^^;)(入場料自体はそんなもんだと思う。)

仕方がないので私も一旦引き上げ、近くの食堂で昼食を取って先に博物館の向かいの人民公園を見物することに。「公園」と名が付いてますが、ここも洛陽の王城公園と同じく遊園地となっています。もちろん私が見たいのは遊園地ではなく、この公園の更に奥にあるはずの渭水(現在の名称は渭河)です。渭水は黄河最大の支流で、周王朝はこの渭水の流域から興ったのであります。この渭水を見ることが今回の旅の目的のひとつであったわけですが、公園を抜けて土手に登ってみますと……



何か水が思いっ切り涸れ涸れなんですが(^^;) 下の写真は比較的水が流れている部分。



しかしこれも昨日の雨で一時的に増水しただけなんでしょうなあ。トホホ…… (ただしこの翌日に咸陽市でタクシーの車窓から渭水を見た時には水がタプタプでしたので、同じ渭水でもある所には水があるようです。)微妙にガッカリしながら再び博物館へ。



今度はちゃんと売り子がいて中に入れました。館内では宝鶏文理学院という大学の旅遊管理専業の学生さんがガイドをしてくれました。何でも土・日・祝日にはボランティアと職業訓練を兼ねてこうしてガイドをすることになっているとか。

ここの目玉は「中国」という語の最古の用例が見える西周金文の何尊と、2003年に陝西省眉県楊家村から発見された逨盤・逨鼎などの青銅器群、そして周原遺址で発見された甲骨文です。しかし青銅器に関しては明らかにレプリカだろうというものでもちゃんと「複製品」と断り書きがしていないものもあったりするのがナンですが……

ここでじっくり見物しすぎたせいで博物館を出たのが3時半ごろ。何だか微妙に西安に帰るにはいい時間になってしまいました。今更言ってもナンですが、もう1時間ほど早く宿を出ておくべきでしたね…… もっとも、宝鶏市内にはここ以外には張三丰が修行したという金台観ぐらいしか見る所も無いわけですが。

で、この日の夕食は西安鼓楼付近の回民街で食べることに。



ここは回族の料理屋や屋台なんかが集まっているところで、名物の牛肉麺を食べたり土産物を物色したりしましたが、やはり休日ということで観光客で溢れてました。
コメント (2)
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