博客 金烏工房

中国史に関する書籍・映画・テレビ番組の感想などをつれづれに語るブログです。

研究発表

2009年06月05日 | 留学
本日博士課程の演習にて研究発表をしてきました。本来は4月の半ばぐらいにやる算段だったのが、諸事情により延び延びになっていたのです。

内容は今度日本で出す予定の論文を中文訳したもので、果たしてうまく発表できるのか不安でいっぱいでしたが、大きなモニターにワープロ原稿をそのまま映し出すという発表形式と指導教授のフォローのおかげで内容については大体分かって頂けたようです。質疑応答に関しても日本で発表した時とはまた違った意見が出たりしました。しかし金文の字釈に関して即座にツッコミが出るあたりはさすがと言うか(^^;)

しかしこれで留学中の義務をひとつ果たして一安心といったところです。
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『書剣恩仇録』その4

2009年06月05日 | 武侠ドラマ
『書剣恩仇録』第21~27話まで見ました。

紅花会の面々はようやく文泰来の救出に成功。しかしその際に余魚同が朝廷側の仕掛けた爆薬を消し止めようとして全身に大火傷を負ってしまいます。

そもそも乾隆帝が江南にやって来たのは文泰来を自ら訊問するためでしたが、その文泰来が奪回された後も江南に留まり続け、江南の名妓ナンバーワンを決定する「花国状元」というイベントが開催されるのを知ると、「状元を選ぶ権利があるのは朕だけだというのに、けしからんのう。実にけしからん!」とか言いながらも鼻の下を伸ばし、花国状元の会場へと赴きます。そして紅花会のシンパとは知らずに「花国状元」に選ばれた名妓玉如意の家にうっかり着いて行き、食事に一服盛られて杭州の六和塔に幽閉されるハメに…… 

そこで乾隆帝は陳家洛と互いに兄弟の名乗りを挙げ、皇帝として漢人の王朝復興に尽力することを誓います。お目々をキラキラさせて兄に臣従しようとする陳家洛に対して趙半山や徐天宏は「あいつは漢人とはいっても満洲人の飯を食ってきた奴でっせ!そんな奴の誓いなんか信じられますかいな!」とツッコミを入れます。まあ、普通はそういう反応をしますよねー(^^;)

その後、徐天宏と周綺の結婚式がしめやかに行われる中で、駱氷への思いがかなわないうえに自慢の顔にまで火傷を負って(と言ってもこのドラマでは美男というほどでもないですけど)すっかりいじけてしまった余魚同。彼に思いを寄せる李沅芷にも冷たい態度を取り、単独行動を取った挙げ句に関東六魔のうちの3人に追われて傷を負い、たまたま助けられた寺で出家してしまいます。

そして余魚同を追ってきた文泰来夫妻や関東三魔がたまたま立ち寄った寺で(どこまで「たまたま」が続くんだか……)彼を発見し、バトルに発展。この辺り適当に話を引き延ばしているせいで、余魚同が原作より2割り増しぐらいウザい奴になっちゃってますね(^^;) 原作だと文泰来が「ハッハッハ、お前の駱氷への気持ちなんかとっくに気付いてたさ。バカだなあ!」と笑い飛ばして終わる話なんですが……

で、今回のツッコミ所。

○六和塔に乾隆帝が捕らえられていると知り、わざわざ西域から突撃してきた天山双鷹夫妻。「ムリヤリ出番を作ってみました」感がアリアリです。しかしこの2人が出て来るとホントに場の雰囲気が変わるよなあ。

○漢人の王朝復興のためと称していきなり漢服を着用し、周囲を戸惑わせる乾隆帝。まずコスプレからかよ!

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