『武林外伝』第1~7話まで鑑賞。
本作は基本的に2分の1話~1話で話が完結する読み切り形式なので、(ただし時々2話以上にまたがる長編となることもありますが。)各回ごとに内容を紹介していきます。また各回にそれぞれ章回小説に倣った素敵なサブタイトルが付いているので、訳出してみました。あんまりこなれた訳になってないかもしれませんが…… (サブタイトルの原文については新浪網のサイトの「分集介紹」を参照のこと。)
第1回 郭女侠 怒りて同福を壊し、佟掌柜 巧みに人を迷わす
「雌雄双煞」の郭芙蓉が同福客桟を客に非道をはたらく黒店と決めつけて殴り込み。ところがそれが誤解(というか勝手な思い込み)だと知った彼女は壊した備品の弁償のために店で働くことになるが……
第2回 佟掌柜 仮病患者を慰問し、跑堂人 郭芙蓉の挑戦をいなす
朝早くから働きたくない郭芙蓉は莫小貝と示し合わせて仮病を使うが、佟湘玉が必要以上に気を遣って病気を治そうとし、窮地に陥る。後半は芙蓉が点穴で病気を治そうとして却って彼女を苦しめた白展堂を恨み、何とか一杯食わせようとするが……
【今回のポイント】
「搞老荘」(老荘思想を研究する)と聞いて「猪八戒の住んでた所?」(すなわち「高老荘」)という反応をする展堂が素敵です(^^;) このドラマ、こういう細かいネタが多いですね。
第3回 一同謀られて通学の供となり、莫小貝 八大派を建立す
莫小貝が名門白馬書院に通えることになり、1人舞い上がる佟湘玉。おまけに小貝が学校でいじめられたりしないかと過剰に心配し、郭芙蓉らを学友や見送り役に仕立てようとし…… 当然嫌がる同福客桟の面々ですが、白展堂だけはなぜか孫悟空に扮してノリノリで、ドラマ『西遊記』のテーマ曲まで口ずさむ始末(^^;) 後半は小貝が校長の朱先生から褒められて図に乗り、クラスメートと「八大派」を結成するなどヤンチャを始め……
【今回の名言】「我的江湖我做主」(俺の江湖は俺のもの)
呂秀才が店にやって来た朱先生に「祖父は有名な知府だったのにその孫はまるでダメだ」とボロクソに言われて発憤し、武侠小説を書こうと決意した時のセリフ。最近たまたま現代物で『我的青春誰做主』というドラマが大ヒットしたのですが、妙にタイトルがこのセリフとマッチしたので笑ってしまいました(^^;) ちなみにこの時に彼が書こうとした小説のタイトルが『武林外伝』。
第4回 李厨子 智もて盲目の母と闘い、白盗聖 運悪く賭大王と遭遇す
李大嘴が盲目の母親に自分が武状元になったと嘘をついていたところ、よりによってその母親が李大嘴を訪ねて来ることに。同福客桟の面々は何とか母親を誤魔化そうとするが…… 後半は白展堂がイカサマ博打で李大嘴から母親の手土産の干し芋を巻き上げたところ、腹を立てた母親が展堂に博打勝負を挑むことに。展堂は余裕の表情だが……
第5回 展紅綾 千里を駆けて盗賊を追い詰め、郭芙蓉 一心に盗聖のファンとなる
同福客桟の面々は白展堂が実は伝説の「盗聖」白玉湯であることを知ってしまい、舞い上がる。特に郭芙蓉は展堂の熱烈なファンとなり、彼に義賊稼業を再開するよう希望するが……
前半の白展堂と展紅綾との思い出話は後々の伏線に。後半の展堂が義賊稼業から足を洗った理由を告白するくだりには不覚にも感動した(^^;)
第6回 楊蘭 比武もて郎君を招かんとし、李大嘴 招を施して煞神を毙す
七侠鎮に比武招親にやって来た楊蘭に李大嘴が一目惚れし、彼女に挑戦しようとするが、男装した郭芙蓉が先に彼女に勝ってしまう。(この時に比武招親の参加料を求められ、手持ちの金が無かった芙蓉は取り敢えず呂秀才からお金を借りて間に合わせるが、これが次回の火種に……)芙蓉が女性だと知った楊蘭は憤激し、彼女の名を騙って近辺の山賊を退治。結果、山賊達に雇われた腕利きの刺客が次々と同福客桟を襲撃し……
この回では比武招親と、うっかり男装の麗人に惚れる女性という武侠物にありがちなファクターが2つも登場。楊蘭はこの後の回でも登場し、李大嘴の心を掻き乱します。
第7回 銀銭の取り立てに秀才心を煩わし、私憤を晴らすべく芙蓉いたずらに痛めつける
前回呂秀才からお金を借りたことをすっかり忘れている郭芙蓉。秀才は何とか彼女に思い出させてお金を返してもらおうと、あの手この手で迫りますが、それがなぜか2人のバトルに発展し…… ということで2人の口喧嘩が格闘ゲーム風になっていたりとこのドラマらしい悪ノリが発揮された回。
【今回のポイント】
佟湘玉の嫁入り道具の中から倚天剣を発見(^^;) 将来は莫小貝の嫁入り道具になる予定だそうです。
本作は基本的に2分の1話~1話で話が完結する読み切り形式なので、(ただし時々2話以上にまたがる長編となることもありますが。)各回ごとに内容を紹介していきます。また各回にそれぞれ章回小説に倣った素敵なサブタイトルが付いているので、訳出してみました。あんまりこなれた訳になってないかもしれませんが…… (サブタイトルの原文については新浪網のサイトの「分集介紹」を参照のこと。)
第1回 郭女侠 怒りて同福を壊し、佟掌柜 巧みに人を迷わす
「雌雄双煞」の郭芙蓉が同福客桟を客に非道をはたらく黒店と決めつけて殴り込み。ところがそれが誤解(というか勝手な思い込み)だと知った彼女は壊した備品の弁償のために店で働くことになるが……
第2回 佟掌柜 仮病患者を慰問し、跑堂人 郭芙蓉の挑戦をいなす
朝早くから働きたくない郭芙蓉は莫小貝と示し合わせて仮病を使うが、佟湘玉が必要以上に気を遣って病気を治そうとし、窮地に陥る。後半は芙蓉が点穴で病気を治そうとして却って彼女を苦しめた白展堂を恨み、何とか一杯食わせようとするが……
【今回のポイント】
「搞老荘」(老荘思想を研究する)と聞いて「猪八戒の住んでた所?」(すなわち「高老荘」)という反応をする展堂が素敵です(^^;) このドラマ、こういう細かいネタが多いですね。
第3回 一同謀られて通学の供となり、莫小貝 八大派を建立す
莫小貝が名門白馬書院に通えることになり、1人舞い上がる佟湘玉。おまけに小貝が学校でいじめられたりしないかと過剰に心配し、郭芙蓉らを学友や見送り役に仕立てようとし…… 当然嫌がる同福客桟の面々ですが、白展堂だけはなぜか孫悟空に扮してノリノリで、ドラマ『西遊記』のテーマ曲まで口ずさむ始末(^^;) 後半は小貝が校長の朱先生から褒められて図に乗り、クラスメートと「八大派」を結成するなどヤンチャを始め……
【今回の名言】「我的江湖我做主」(俺の江湖は俺のもの)
呂秀才が店にやって来た朱先生に「祖父は有名な知府だったのにその孫はまるでダメだ」とボロクソに言われて発憤し、武侠小説を書こうと決意した時のセリフ。最近たまたま現代物で『我的青春誰做主』というドラマが大ヒットしたのですが、妙にタイトルがこのセリフとマッチしたので笑ってしまいました(^^;) ちなみにこの時に彼が書こうとした小説のタイトルが『武林外伝』。
第4回 李厨子 智もて盲目の母と闘い、白盗聖 運悪く賭大王と遭遇す
李大嘴が盲目の母親に自分が武状元になったと嘘をついていたところ、よりによってその母親が李大嘴を訪ねて来ることに。同福客桟の面々は何とか母親を誤魔化そうとするが…… 後半は白展堂がイカサマ博打で李大嘴から母親の手土産の干し芋を巻き上げたところ、腹を立てた母親が展堂に博打勝負を挑むことに。展堂は余裕の表情だが……
第5回 展紅綾 千里を駆けて盗賊を追い詰め、郭芙蓉 一心に盗聖のファンとなる
同福客桟の面々は白展堂が実は伝説の「盗聖」白玉湯であることを知ってしまい、舞い上がる。特に郭芙蓉は展堂の熱烈なファンとなり、彼に義賊稼業を再開するよう希望するが……
前半の白展堂と展紅綾との思い出話は後々の伏線に。後半の展堂が義賊稼業から足を洗った理由を告白するくだりには不覚にも感動した(^^;)
第6回 楊蘭 比武もて郎君を招かんとし、李大嘴 招を施して煞神を毙す
七侠鎮に比武招親にやって来た楊蘭に李大嘴が一目惚れし、彼女に挑戦しようとするが、男装した郭芙蓉が先に彼女に勝ってしまう。(この時に比武招親の参加料を求められ、手持ちの金が無かった芙蓉は取り敢えず呂秀才からお金を借りて間に合わせるが、これが次回の火種に……)芙蓉が女性だと知った楊蘭は憤激し、彼女の名を騙って近辺の山賊を退治。結果、山賊達に雇われた腕利きの刺客が次々と同福客桟を襲撃し……
この回では比武招親と、うっかり男装の麗人に惚れる女性という武侠物にありがちなファクターが2つも登場。楊蘭はこの後の回でも登場し、李大嘴の心を掻き乱します。
第7回 銀銭の取り立てに秀才心を煩わし、私憤を晴らすべく芙蓉いたずらに痛めつける
前回呂秀才からお金を借りたことをすっかり忘れている郭芙蓉。秀才は何とか彼女に思い出させてお金を返してもらおうと、あの手この手で迫りますが、それがなぜか2人のバトルに発展し…… ということで2人の口喧嘩が格闘ゲーム風になっていたりとこのドラマらしい悪ノリが発揮された回。
【今回のポイント】
佟湘玉の嫁入り道具の中から倚天剣を発見(^^;) 将来は莫小貝の嫁入り道具になる予定だそうです。