ウィリアムのいたずらの、まちあるき、たべあるき

ウィリアムのいたずらが、街歩き、食べ物、音楽等の個人的見解を主に書くブログです(たま~にコンピューター関係も)

DTPの構造を考える-その9:色 その2 カラーマネジメント

2007-05-26 23:24:51 | Weblog

 土日シリーズ「DTPの構造を考える」です。

 このシリーズ、はじめは、本をトップにして、その下の物理構造、論理構造と組版規則について書きました。

 次に、本という概念をこえ、DTP全体でもつものについて、書いていて、ライブラリ、フォントまできて、色の話で、色全般については前々回したので、今回は、カラーマネージメント。




■カラーマネジメント(カラーマッチング)システムの種類

 カラーマネジメントシステム(CMS=カラーマネージメントシステム/まったくおなじCMSという略語でコンテンツマネジメントシステム(XOOPSなど)を表すこともある)を考える場合、2つの種類を考えないといけません。

・キャリブレーション
 個々のデバイス(画面など)においても、経年変化などによって、発色具合が変わって、色が変わってきてしまう。そこで、個々のデバイスにおいて、同じ色になるように、基準となる色に調整すること。
 基準の色となるものがあって、それと、デバイスの色との見た目を合わせていく。
 といっても、目で見てあわせるだけでなく、そーいう機械がある場合もある。
 あと、詳しい話になると、ソフトウエアキャリブレーション・ハードウエアキャリブレーションのはなしになるけど、それは、こちら

 なお、上記にかいたとおり、経年変化などを直すものであるから、一度買ってやったらOKというものではなく、何度も(定期的に)行うべきものであります。

・キャラクタライゼーション
 上記のものが、1つのデバイスにおける色調整だったのに対し、これは、複数の機器、具体的には、プリンタとスキャナとディスプレイのように、異なる機器間の色を自動的に合わせる方法。そもそも、機器によっては発色できないところもあり(ディスプレイの発色できる空間とプリンタの発色できる空間は異なる)その辺をテキトーじゃなかった、適切に処理する。

 実現方法としては、デバイスプロファイルとよばれる、個々の機器の特性を記述したものがあって、それを読み取って、機器側であーでもないこーでもないと変換をかける。
 そのためには、デバイスプロファイルが標準化されてないと、「なんのこっちゃ?」とわかんないので、こまってしまう。そこで、標準化されたデバイスプロファイルとしてICCデバイスプロファイルというのがある。

 これは、デバイスの特徴をかいたものなので、経年変化とかは関係なく、一回つくれば、基本的にいいっていうことになる。
ここ http://support.adobe.co.jp/faq/faq/qadoc.sv?216943+002
に書かれているように、標準的なプロファイルはデバイスメーカーが提供している。
 このほかに、カスタムプロファイルという自分の環境用にプロファイルをつくることもできる。。。っていわれても大変そうだけど、そーいうものもあるみたいだ。




■デバイスプロファイルの埋め込み

 キャリブレーションは、個々の機材に閉じた話なのでいいが、キャラクタライゼーションを行う場合、たとえば、DTPの編集を行っているデザイン会社、編集プロダクション等と、印刷会社、出力センターでは、違うわけで、ここにデバイスプロファイルを送るには?っていうことになる。

 これは、画像などにデバイスプロファイルを埋め込むことで実現する。Photoshop、Illustrator、InDesignなどなどは埋め込みができる(さっきもリンクしたここの下のほう)。




■MS-Office製品もWindowsXP以降、カラーマネジメントをしているらしい

 で、このカラーマネジメントなのだが、DTPアプリは当然しているのだけど、
 以下の本

 JAGAT認証DTPエキスパート試験 完全対策問題集2006
(有)MD研究会 著

 
 236ページ、問17「Mac,Windowsにおけるカラーマネジメント」
 の問題と解説によると、WindowsXPでWord2002以降は、
 カラーマネージメントをしているらしい。。

 
 へー(^^)

 ただ、そんなことよりも、この問題の出だし。。
 「小笠原君は。。山内印刷。。」ほお、そーきたか(^^;)
 (わかる人にしか、わからない話でごめんなさい。。 
  そーしても気になって、知りたい人は「小笠原 山内 JAGAT」で検索してね ^^;)




ということで、データ構造の説明は、ここまででおしまいです。
次回から、DTPソフトのアルゴリズムについて説明します。


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レンタルサーバーは、著作権侵害らしい。。。

2007-05-26 21:49:28 | Weblog

ここの判決

JASRAC、勝訴…ネット上に音楽データ保存できる「ストレージ」サービスに、「著作権侵害」判断
http://blog.livedoor.jp/dqnplus/archives/979503.html

(元ねたはここ)によると(以下斜体は上記サイトより引用)

「システムの中枢になるサーバーは同社が所有、管理しており、同社にとってユーザーは不特定の者。複製と公衆(不特定多数)への送信の行為主体は同社だ」と判断。協会の許諾を受け
ない限り、著作権を侵害すると認定した。

だそうな。

そこのコメントにも何人か書いてあるけど、上記のケースにおいて著作権侵害を構成するものが、

1.システムの中枢=サーバを所有・管理している
2.所有・管理者からみて、利用者が不特定多数

この場合、行為主体は所有・管理者となり、この人が協会(JASRAC)の許諾を受けない限り、著作権を侵害すると認定

1.はレンタルサーバーの場合、レンタルサーバー会社。
2に関して、ダウンロードできるのは、アップロードした個人のみというのではダメで(今回の裁判は、まさにそこで争って、だめだった)所有・管理者からみて、利用者が不特定多数ならアウト。

 えー、レンタルサーバーにアクセスする人なんて、不特定多数なわけで、(じゃなきゃ、ホームページを公開できないわけで)、さらに今回の訴訟より、もっと悪いことに、だれかが、著作権つきのファイルをもし、一時的においてしまっても(って、故意か過失かは別にしたら、今でも、おいてあると思うけど)、それをダウンロードできたら、まさに、不特定多数に送信しているわけで、その場合。。。レンタルサーバーが著作権侵害??

 もっというと、最近、アップローダーが話題になってるけど、システムの中枢がサーバーと考えるなら、もし、アップローダーをレンタルサーバーでやっていたら、そのレンタルサーバー会社が、著作権違反になっちゃわないか。。。?


。。。にっぽん、おわた。




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NGNで、ケーブルテレビや地上デジタルのテレビは、どーなるんだ?

2007-05-26 20:36:00 | Weblog

今日、NHK放送技術研究所の「技研公開2007」にいってきました。

 みどころは、NGNの説明をしていた、きれいな説明員のおねーさん。。

 って、そーじゃないか。。

 ってことで、(どういうことだ)まず、そのNGN、

 テレビの放送がやっているのですが、放送したものを、すぐに流せるんだそうです。
 つーことは、地上デジタル放送なんかも、リアルタイムで、すぐに流せて見れちゃうんですか(@_@!)

 ってきいたら、「もともと、放送電波が届かないような人のために見れるようにするのが狙いだった」そうな・・総務省的には。。

 つーことは、NGNに入って、なんかわかんないけど、このサービス受けると、テレビ見れちゃうの??

 じゃあ、ケーブルTVって、いらないじゃん。。(^^;)
 それとも、ケーブルTV局がNGNをつかって、いままでのサービスをする??
(あ、ケーブルテレビ局制作の番組があるか ^^;)

 さらに、地上デジタル放送を受信するテレビは。。。
 NGNだと、いらなくなるのか?
 うん、そーじゃなくって、NGNのゲートウエイにテレビをつなぐのか。。
 こんな大画面のテレビはあっても、パソコンはないしなあ
 (あったら、みにくいって、逆に ^^;)

 でも、NGNって、電波じゃないから、東京で大阪の地元テレビとかもみれるのかしら?

 うーん、ぜんぜんよくわかんないけど、
 なんとなく、NGNのテレビにはいったほうが、いろんなことできて、おとくなのかなあ。。

 。。。きれいな、解説員のおねーさんに、だまされてる??

P.S 実際にこのテレビ、現在、NGNの実験のモニターっていうのにあたった人は見れて、そうでない人は、来年はじめからだそうな。(って、解説員のきれいなおねーさんが言っていた)
 で、実際に当たった人のブログを発見

NGNのモニターに選ばれたけれど
http://jun.typepad.jp/junhara/2007/04/post_cb43.html


 うーん、ちょっと大変そうだ(^^;)
 貧乏人のウィリアムのいたずらは、すくなくとも、まだ当分アナログテレビですな。。
 でも、こう考えると、デジタルテレビを買い急ぐ必要ないのかもしれない。
 アナログ放送終了までにNGNがもっと普及して使いやすくなってたら。。。

 それと、ケーブルテレビとNGNは、いろいろ考えられてるみたい
 ここ(PDF) http://www.tca.or.jp/japan/infomation/ngn/20060421/data_3-4-5.pdf


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「グーグルアースで、めざせパイロット!」っていうけど・・・

2007-05-26 11:00:22 | Weblog

「グーグルアースで、めざせパイロット!」っていうホームページ?があります
ここ http://google.osieru.com/

方法をまとめると(Windows用)

<<Google Earthを入れてない人へ:インストール>>
(入ってる人は、いきなり3へ)

1.グーグルアース(http://earth.google.co.jp/)にいって、
  左脇のダウンロードからダウンロードする

2.ダウンロードしたGoogle_Earth_BZXE.exeを実行して、インストール
  →これでGoogle Earthは、入りました


3.Google Earthを起動したら
(以下斜体は、上記サイトより引用)

グーグルアースのメニュー[ツール]より、[オプション]→[ナビゲーション]タブへとたどり、ナビゲーションモードを飛行制御(G-Force モード)にしてください。


4.左がわ、「ジャンプ」タグにして(たぶん起動時はなってる?)
  そこの「ジャンプ」に空港名を入れる

5.操作は上記サイトに書いてある

 で、羽田空港でやったら。。。
 めがまわるう。。。ぐるぐるまわっちゃうよお(@_@!)


。。。パイロットには、なれなさそうです(>_<!)

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