ウィリアムのいたずらの、まちあるき、たべあるき

ウィリアムのいたずらが、街歩き、食べ物、音楽等の個人的見解を主に書くブログです(たま~にコンピューター関係も)

JapanShop/リテールテック等に、行ってきた!

2008-03-06 18:36:45 | Weblog

 今日は、東京ビックサイトでやっている、JapanShop/リテールテックなどなど(いくつかの展示が一緒にやっている)にいってきました。その報告です。




■流通BMS

 コンピューター関係でいうと、やっぱ、流通BMS関連が多かった。
 昔、流通システム開発センターが、流通XML-EDIサブセットとかやって、こけてた(こたーねえ??)けど、今度の流通BMSは、期待持てそうだよね。ebXMLとかつかって、ちゃんとしていそうだし。。(その手の話は、ここ




■NFC、Felica、Mifareで、CRM??

 ほかは、NFC(Near Field Communication)ですかねー。もちろん、Felicaによって、日本では、まいにち、駅(の改札)でつかわれているわけですが、それが標準化されたり、フォーラムがあったり、また、Felicaではない陣営である、Mifare(まいふぇあ)が、たばこカード(Taspo)に導入されたらしいけど、その辺の話題。

 凸版とかHPとかがやってましたね。

 HPでは、端末からサーバーを結ぶソリューションとしてFelicaを言っていた。ウィリアムのいたずらは、Felicaではなく、ケータイだと思ってるんだけど(これについては、今度考えを披露する予定)まー、ケータイにもFelica入ってるわけなので・・そーともいえるね。

 で、最近のNFCは、読みとれるだけでなく、書き込めるし、通信もできる。
 ってなことで、ケータイを2つ使って、お客さんのケータイにチケットがはいってて、それを、係員の人のケータイできる(もぎる)というやつを、DNPがやっていた。

 さらに、DNPはNext CRMっていう話をやってた。P(プリンティング)&I(インフォメーション)ということで、DM、インターネット、なにからなにまでの顧客に対するアプローチと、ケータイやポイントカード、その他いろいろによる顧客情報収集、RIAによる多彩なグラフ表示、さらにマーケティングなど、一切合財やりますよっていうかんじのCRM。
 たしかに、大日本は、DTPのときのように、データおさえちゃってるわけで、それは強いよね!
(データ抑えられちゃうと、ほかに移りにくい)




■減ったもの

 派手な展示とPOS関連の展示は、減ったかな・・
 OPOSとかは、もう、だれもいわないね(^^;)

 ざっと、こんなかんじかな・・



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翻訳機を使って、ローカライゼーションする場合の手順をまとめてみる-その2

2008-03-06 11:44:40 | Weblog

 シリーズになりそうな「翻訳機を使って、ローカライゼーションする場合の手順をまとめてみる」のつづき

ローカライズするには、たぶん、次の3つの手順が必要だと思う。

(1)国際化対応プログラムになっているか確認
(2)翻訳&前のバージョンのものを入れる
(3)翻訳したものを戻し、稼動するか確認

ここで、前回は、(1)について説明しました。今回は、(2)の手順です。




■おおきく、自動的に訳す部分と、訳語統一→翻訳の手作業部分

 この翻訳は、おおきく以下の2つの部分に分かれます。
(あ)自動的に翻訳機などで訳す部分
    前のバージョンの用語統一辞書があれば、
    それを使って、翻訳機で訳し、
    さらに前のバージョンと同じところは、
    そのまま入れる

(い)訳語統一→翻訳の手作業部分
    用語統一すべき部分の抽出
    仮訳
    用語統一
    用語統一したもので再度翻訳
    とりあえず、翻訳したもの作成→(3)へ

以下、その流れを図に描きます



■(あ)自動的に翻訳機などで訳す部分

図に描くと、こんなかんじ
翻訳元のファイルと(英語のメッセージカタログなど)
前にやっていた用語統一辞書を使って、翻訳します


一見複雑そうだけど、実はたいしたことなく、起動するだけで、あとは自動的にやってくれる部分。

ここで、最終的には、
・翻訳用のワークベンチ(Babelなど)を使う場合には、そこにデータが入る
・機械翻訳終了時点の実行ファイル
・ID(とステータスも入れとくと便利)の実行ファイル
ができます。下の2つはなぜ作るのかは、今後話します(これがないと、見当違いのところを仮訳してしまう)




■(い)訳語統一→翻訳の手作業部分

 そいつは、こんなかんじ


(あ)の成果物を入力とし、最終的に、「(3)翻訳したものを戻し、稼動するか確認」するための実行ファイルをつくります。また、今回分の用語統一辞書を作成します。

 大きく仮訳→用語統一→本訳ということになります。




では、(このシリーズの)次回から、それぞれの手順の内容について説明します。


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Greasemonkey等でクライアント側でカスタマイズしないと、オープンソースの利便性はない。。

2008-03-06 01:51:03 | Weblog

 3日に書いた、Greasemonkeyの話

 Greasemonkey等を使って、(マッシュアップとかして)、ユーザーが意図する画面にカスタマイズすることができたとする。この場合、サーバーに手を入れていないから、サーバーは画面が変わらない限り、どんなバグ修正・環境変更をされてもOKってことになる。

 仮に、画面が変わってしまっても、その変更点に対するカスタマイズの修正だけで済む。




 一方、 Greasemonkey等をつかわず、サーバー側にあるHTMLやPHP等に対して、直接修正してカスタマイズしたときを考えよう。たとえば、XOOPSを、画面から何から、大幅に変更してしまったとする(テーマで書き変える以上の、プログラム修正をしてしまったとする)。

 この場合、バグFIXをした、新しいバージョンをいれてしまうと、カスタマイズ部分を書きつぶしてしまうので、そうそう、 新しいバージョンをいれることはできない。

 もし、バグFixしたものを、すぐに入れたいような場合は、セールスフォースのように、あらかじめ、カスタマイズできる範囲を決めて(実際にはカスタマイズツールを作って)、その範囲でカスタマイズを行うしかない。この場合、カスタマイズの部分は分離される(たいていは設定ファイルのようなものに)ので、それ以外のところを修正してもOKだ。
 この切り分けにより、セールスフォースは、どんどん更新をかけ、全ユーザーが更新のメリットを(享受しようと思えば)享受できるらしい。

 ただ、この場合、抜本的に画面もワークフローも変えちゃうようなものは、たぶん無理だろう。




 そーすると、どんどんバグフィックスして改訂版が出るという、オープンソースの利便性を享受したいのなら、

・サーバー側はできるだけいじらない
・カスタマイズは、クライアント側でGreasemonkeyとかを使って画面書き換えする

ということになるだろう。
今までよくある開発のように、サーバー側のHTML、PHPファイル等を修正してしまうと、最新版のアップグレードができなくなる(すると、書きつぶすので)ので、困るから。。

こんど、この前のケータイの認証の話とからめて、その辺のことを書きたいと思います。




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