シリーズ化してしまった「翻訳機を使って、ローカライゼーションする場合の手順をまとめてみる」のつづき
ローカライズするには、次の3つの手順が必要
(1)国際化対応プログラムになっているか確認
(2)翻訳
(3)翻訳したものを戻し、稼動するか確認
ということでした。そして、前回までで(2)の翻訳部分が終わりました。
今回は「(3)翻訳したものを戻し、稼動するか確認」です。
■翻訳したものを確認する理由
翻訳が終わったら(まあ、終わる前でもいいんですけど)、その訳したものをつかって、ちゃんと動くかどうか確認します。確認する理由は・・・テストしなきゃいけないでしょ!っていう話もあるんですけど、そのほかに
・日本語の長さによって、おかしくなる可能性がある
日本語が長すぎて、びよーん!となってしまったり、文字列でメモリをとっているとき、1文字2バイトになることによって問題が生じる(バッファオーバーフロー)っていう可能性もあります。
これらを確認します。
また、短すぎても、おかしい場合もあるし。。
・訳していないところ、訳しちゃいけないところがある可能性がある
たとえば、XMLのタグを書き出すところで、STOPってあった場合、これを「中止」とかにしてしまうと、各国別々のXMLになってしまうので、タグの部分は全部英語でいこう・・なのに訳してあるとか、
文字コードの16進埋め込みで、ある値がはいってて、本来、そこも訳さないといけないとか、そーいう部分があるかもしれない。。。
などなど、あるので、もう一回訳したものを入れて、確認します。
で、確認NGなら、そこの言葉を登録なり、修正なり、削除なりして、
OKならリリースって言うことになります。
このシリーズ、やっとこれで、おわりです(^^)