ウィリアムのいたずらの、まちあるき、たべあるき

ウィリアムのいたずらが、街歩き、食べ物、音楽等の個人的見解を主に書くブログです(たま~にコンピューター関係も)

翻訳機を使って、ローカライゼーションする場合の手順をまとめてみる-その4。

2008-03-11 17:47:02 | Weblog

シリーズ化してしまった「翻訳機を使って、ローカライゼーションする場合の手順をまとめてみる」のつづき

ローカライズするには、次の3つの手順が必要

(1)国際化対応プログラムになっているか確認
(2)翻訳
(3)翻訳したものを戻し、稼動するか確認

ということで、前回から(2)の翻訳部分です。
この翻訳部分は、自動的に出来る部分と、手動で行う部分があります。
前回は、自動化部分を説明し、その結果

・ワークベンチ(babelなど)のDBに、翻訳機で訳したもの
・翻訳機で訳したものを基に作った、実行プログラム
・ステータスをメッセージにいれたものを基に作った、実行プログラム

ができました。なおもともと

・翻訳前の英語版の実行プログラム

は、存在します。

 今回は、手動部分の初めの仮訳について説明します。




■手動部分の作業

 手動部分は、おおきく、
(あ)仮訳
(い)訳語統一
(う)本訳
の3つの作業があります。今日は、「(あ)仮訳」についてです。




■仮訳の内容と意義とやる場合、やらない場合

 仮訳は、おもに、画面部分に対し、翻訳担当者を適当に分けて、翻訳します。
 こうなると、担当者ごとに、表現が変わります。
 この表現の違いを統一するために、訳語統一があります。

 つまり、訳語統一のネタ提供のため、仮訳します。

 逆に言うと、訳語が統一されていたり、担当者が1人しかいないで、
訳語統一する必要がなければ、仮訳をとばして、すぐ本番訳することが
可能です。
 また、仮訳しないで訳語統一もありえます
 (これについては、訳語統一のところで書きます)。





■仮訳では、どこを訳すのか?

仮訳では画面の項目をとりあえず訳します。

エラーメッセージの場合、画面項目をもとに言っている場合が多いです

”「項目1」の値が、大きい”など・・

ってことは、まず、画面項目を訳語統一しないと、エラーメッセージも
統一しないってことになります。
それに、画面上にたいてい、そのアプリが使う概念はでてきますし。。

なので、画面項目を統一します。




■仮訳の方法

ここで、現在出来ている実行ファイルをまとめて

(A)翻訳機で訳したものを基に作った、実行プログラム
(B)ステータスをメッセージにいれたものを基に作った、実行プログラム
(C)翻訳前の英語版の実行プログラム

と名づけます。

やる作業は、
・「(A)翻訳機で訳したもの」をみて、まずいところに対して、
・「(C)翻訳前の英語版」の英語を翻訳し、
・「(B)ステータスをメッセージにいれたもの」で、翻訳箇所のIDを確認したら、
・ワークベンチの該当IDのところの訳文を修正する
のですが、この作業、パソコン上でやると、とっても大変です。

なので、紙の上でやったりします。

まず、A3なりA4なりの紙に

1画面につき
*---------------------------------*
|             |                   |
|             |                   |
|             |                   |
| (A)翻訳機で訳したもの |(B)ステータスをメッセージにいれたもの|
|             |                   |
|             |                   |
|             |                   |
|             |                   |
*---------------------------------*

(以下これを、「翻訳機用紙」と呼びます)

というものと
*---------------------------------*
|             |                   |
|             |                   |
|             |                   |
| (C)翻訳前の英語版   |(B)ステータスをメッセージにいれたもの|
|             |                   |
|             |                   |
|             |                   |
|             |                   |
*---------------------------------*

(以下これを、「元用紙」と呼びます)

という2種類の紙を、対象画面分用意します。

そして、

・「翻訳機用紙」をみて、訳がおかしかったら
・対応する「元用紙」の英語を見て訳し、
・「(B)ステータスをメッセージにいれたもの」からIDを割り出し
・ワークベンチの該当IDのところの訳文を修正する

というようにします。

このように、紙ベースにしてしまえば、ソフトを立ち上げられない翻訳者
にも、翻訳にかかわってもらうことが出来るし、どこにでも、郵送できます。
(その場合、紙の上に訳語を書いてもらい、あとで打ち込む形になる)




■仮訳の作業手順

そうすると、作業手順は以下のとおり

・担当画面部分をきめる

・仮訳準備をする
  →上記のような紙を使う場合、
   画面をキャプチャして貼り込み
   上記の画面の用紙を作成する

・仮訳する
  →上記「■仮訳の方法」で書いた作業をする

ということになります。




次回は、訳語統一です。




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世間は誤解している~金融庁が日本版SOX法に関する11の誤解を指摘

2008-03-11 15:28:32 | Weblog

ここの記事
世間は誤解している~金融庁が日本版SOX法に関する11の誤解を指摘
http://www.atmarkit.co.jp/news/200803/11/sox.html

(以下斜体は上記記事から引用)
に、

金融庁が発表した
「内部統制報告制度に関する11の誤解」等の公表について
http://www.fsa.go.jp/news/19/syouken/20080311-1.html

というJ-SOXに対する誤解についての話が書いてある。。

ひえー。
ウィリアムのいたずらも、誤解していたのがあった(>_<!)

ちなみに、これ

誤解その10 2008年4月から内部統制報告制度が適用されるので、もう間に合わない


一応、みておいたほうがいいのかも・・
関係会社は。。



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ネットがつながらない(>_<!)と思ったときの確認法-Windows編

2008-03-11 13:27:35 | Weblog

 普通、ネットにつながっているかどうかを調べるには、

 まず、

ping 127.0.0.1

 で、自分のループバックが大丈夫かどうか確認。

ipconfig

 で、デフォルトゲートウエイをだし、

ping そのデフォルトゲートウエイ

 とやって、デフォルトゲートウエイまで届いているかどうか
を確認する。



■Windowsの場合は、コントロールパネルで!

 だけど、Windowsの場合、もちょっと便利なのが、

「コントロールパネル」の「ネットワーク接続」

ここを開くと、「ローカルエリア接続」というのが
でてくるので、そいつをダブルクリック。

ダイアログが出てきたら、「全般」というタブで、現在の
動作状況が見れる。




■どこが、おかしいのかみたい・・・

 そのダイアログで、「サポート」タブをクリック。
 「インターネットプロトコル」のところに、いろいろ書いてある
 これが大体、ipconfigの内容。

 で、ipconfigは、/allオプションをつけるよね。
 その/allオプションの内容が、そこの「詳細」ボタンを
クリックすると出てくる。

 で、どこがおかしいか見たい場合は、「修復」ボタンをクリック。
 もう一度接続しなおす(ので、接続できない問題箇所でとまる)




■そもそも、どーいう設定になっているの?

 で、そもそも、どーいう設定になっているのか見たいという場合は、
 また、「全般」タブに戻って、
 「プロパティ」ボタンをクリック。

 まんなかのリストに、「インターネットプロトコル(TCP/IP)」とかいて
 あると思う。それを選択(クリック)したあとで、「プロパティ」ボタンを
クリック。

 「全般タブ」で、設定が見れる。




■アドレスの設定

 自動的にアドレスを取得する場合(DHCP)は、

 IPアドレスを自動的に取得する

 そうでなく、IPアドレスを設定する場合は、

 次のIPアドレスを使う

 をクリック。「次のIPアドレスを使う」を指定した場合には、
下のIPアドレス、サブネットマスク、デフォルトゲートウェイ
も設定する。

 利用するDNSサーバのほうも、自動なら

 DNSサーバーのアドレスを自動的に取得する

 そうでない場合は「次のDNSサーバーのアドレスを使う」をクリック
して、DNSサーバーを設定する。

ということは、
 IPアドレスを自動的に取得する
 DNSサーバーのアドレスを自動的に取得する
の組み合わせにすれば、なにも設定しないで使える。
この組み合わせが、多いんじゃないかな?




■TCP/IPフィルタリング

その全般タブの「詳細設定」をクリックすると、さらに
こまかいDNSやWINS(Windowsのネットワークの機能の1つ
JRAとは関係ない)、TCP/IPフィルタリング(どこは通す、どこは通さないなど)の設定が出来る。




こんなかんじです。
なお、この説明はWindowsXPベースで行っております。
Vistaは違うかも(まだ確認してない)

 また、Linuxなんかの場合は、
ここ
連載:ネットワーク・コマンドでトラブル解決(1)
http://www.atmarkit.co.jp/fnetwork/netcom/netcom01/netcom01.html

のシリーズが参考になる??


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