ウィリアムのいたずらの、まちあるき、たべあるき

ウィリアムのいたずらが、街歩き、食べ物、音楽等の個人的見解を主に書くブログです(たま~にコンピューター関係も)

バイオの未来は明るいかもしれないが、ITの未来は暗いかも。。。

2008-03-09 22:31:32 | Weblog

 このリンク先のブログがGooのブログランキングで上位になっていた。

そこのブログが引用しているのが、
梅田望夫氏の「ウェブ時代 5つの定理 この言葉が未来を切り開く!」の
以下の言葉だ(以下斜体は上記のリンク先から引用)

■p.93

Aクラスの人は、Aクラスの人と一緒に仕事をしたがる。

Bクラスの人は、Cクラスの人を採用したがる。── シリコンバレーの格言

A-level people want to work with A-level people. B-level people tend to hire C-level people.──Silicon Valley proverb


この言葉に関して、梅田望夫氏は、以下のサイト
「選抜チーム」という発想
http://www.president.co.jp/pre/special/umeda/3956/

で、Aクラスを選抜って概念で説明してるけど・・・???
(ちなみに、冒頭のリンク先も選抜の話をしていたが・・・)




この言葉は、Leo Rostenの言葉のオマージュ(インスパイア?)ですよね(NHKラジオ教育 ビジネス英会話 1月25日、26日のquote unquoteにもあるよね)!

で、それに関して以下のブログ
一流は一流を雇う、二流は三流を雇う
http://blogs.yahoo.co.jp/nietzsche_rimbaud/52349324.html

で(以下太字は上記ブログより引用)


一流は一流を雇う、二流は三流を雇う  Leo Rosten

Leo RostenBrainy Quote
First-rate people hire first-rate people; second-rate people hire third-rate people.
Leo Rosten

My life between Sillicon valley and Japan

選抜チームって解釈しますか?私の解釈と違う

want to work with  したがる  そういう習性があるっていうこと

とても核心をついた言葉

選抜チームじゃない


って書いてるけど、ウィリアムのいたずらも、選抜チームじゃないと思う・・




■まず、Leo Rostenの言葉の解釈

まず、Leo Rostenの

First-rate people hire first-rate people; second-rate people hire third-rate people.
Leo Rosten

から考えましょうか・・

一流の人間は、自分がどこまでできるか、何ができないかを強く意識していると思う。
だから、自分ができない部分に対して協力者が出てきた場合(この協力者は一流だ。理由はあとで説明する)相手をリスペクトし、インターフェースを決めて、協力を素直に求めることができる。
 まとめ役になることになっても、間違っても、自分が上を行こうとか、そーいう邪心がない。

 そこにおいて、仕事を動かすのは、つながる醍醐味だろう。

 でも、二流の人間は、自分がお金持ちになること、有名になることをもとめる。自分が優秀であると褒められることに喜びを感じる。
 となると、一流の人間を下につけることはできない。自分の地位は脅かされるし、自分よりも優秀なものが下にいることは許せず、嫉妬の嵐となってしまう。だから、二流の人間は、自分より能力のない三流のやつらをつけ、会社で、●●と部下を呼びつけにして、「お前ら馬鹿だなあ」といって、無能さを憂いているような感じになる。でも、本当に優秀なやつがきたら、自分の立場はなくなり、困るので、一流のやつを雇うことはないというか、使いこなせない。

 結果として、

一流は一流を雇う、二流は三流を雇う





■では、なぜhireでなく、want to work withなのか?

 でも、シリコンバレーの格言は、

   Aクラス=一流が want to work withで
   Bクラス=二流が hireになっている。

この差はなにか?っていうと、一流の人間は、hireっていう感触ではないんだと思う。
なんか、「こんなことやりたいんだよお」と旗を揚げると、向こうからやってくる。。っていう感触。募集すると、自然と、そーいう人がくるっていう感触なんだと思う。

 逆に、二流っていうのは、こっちから、求人募集をだして、来たやつを選抜して、雇ってやるという感触、つまり、こっちから雇いに行くという感触なんだと思う。
 この雇いに行く、人を選んでやるという(選抜)という感触が一流の仕事、つながる醍醐味に合わないんじゃないかと思う。
 だから、hireじゃなく、want to work with、「はたらきたいなー」と思ってると、なぜか、向こうからくる??っていう感じ・・




■そもそも・・

 類は友を呼ぶから、一流のやつが旗を揚げると、一流のやつがあつまるのよね・・
 あつまるかどうかは、その旗の揚げ方のよしわるしによる。
 それについて書いてある・・ようにみえるのが、

ベンチャーはどこへ行ったのか ~ ベンチャー支援の「5階層」
http://japan.cnet.com/blog/murakami/2008/03/08/entry_25005671/

(以下表枠内は、上記ブログからの引用)


西海岸のVCや支援者のネットワークの最上位層は、約13人と言われました。この人達は、だいたい5年後くらいのビジネスを正確に議論している。その次の階層の人は、3年先、その次の階層の人1一年先、その次の階層の人は、だいたい、今起きていることを正確に議論している。最下層の人は、今起きていることへの理解も、ちょっと怪しい。

 なまじ真面目な会議というよりは、大きなヨットの上でのパーティーだったり、ベンチャーサポートMtg.のコーヒーブレークの時だったりすることも多いのですが、ちょっと良いビジネスプランを持っていたり、良いことを考えていたりすると、お声がかかる。それが1年先を見て良いプランだと、さらにその上のランクの人に紹介され、さらにその先を見通して見込みがあると思われると、さらにその上のランクの人を紹介される。

 上のランクの人になればなるほど、より広い範囲でポートフォリオを組むことが出来るようになりますから、競争状況や組むべき相手などについて、より正確なアドバイスをもらえるようになる。だからこそ、逆に、この階層性が深くないと、カバーできるビジネスポートフォリオが狭くなってしまい、ITでは、東は西に勝てないという話になる。


 一流は、最上位層の人たち。一流のビジネスプラン(旗を揚げる)だったら、一流の人たちから呼ばれて、コミットされる。だから、一流の人たちと一緒にビジネスが組める。このとき、自分から働きかけているのではない。紹介されて、相手から、お声がかかるのである。

 二流の人間は、二流のビジネスプランだから、一流の人には相手にされない。そのうえ上記の自分より下の人間しか使えない特性により、三流の人を選んで、雇うってことになるだろう。

 「選抜」って言った時点で、二流になってしまう。

 自分がどんなに下の人間でも、コンセプトが良ければ、上の人(いい顧客とか宣伝してくれるマスコミとかヘッドハンターとか)が、集まってきて、引き上げてくれるのだ。自分たちや下の人間から「選ぶ」というイメージではないのだ。




■じゃあ、一流の仕事とは

 やっぱり、iPS細胞でしょう。サイエンスZEROでやっていたけど、iPS細胞は、山中先生1人で作りだしたというより、理化学研究所(だったっけ?)のデータベースとか、いま助教の人の1ことだったり、いろんな人がつながって、作り上げている。

 だからこそ、山中先生は、チーム日本として、iPS細胞研究のセンターを作ろうとしているんだと思う。

 そんな、一流の人たちが顔を合わせる設備を作ろうとしている、バイオの将来は、明るいと思う。でも、「選抜」とかいっている、IT業界は暗いかも。。




 はいはい。三流どころか無名のウィリアムのいたずらがなにいっても、
 意味ないっすよね。

 ウィリアムのいたずらも大人です。
 世の中の上の人たちに、梅田氏がウケていることは、よーく知っています。

 ちゃんと、普段は、「選択まんせー!!」っていっておきます。。(^^;)v




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臓器提供の意思表示カードこそ、カードじゃなく、電子化すべきだよね!

2008-03-09 18:34:00 | Weblog

 電子政府とかいうけど、「臓器提供の意思表示カード」とか、そういう公共性のあるものこそ、電子化して、国家で管理すべきだと思う。

 いま、TBSの報道特集みていて、臓器提供の話をやっていて、「意思表示カード」が死後みつかる(この場合、もう、火葬しちゃって提供できないっていう意味だろうな。。。)があるっていうような話をしていたと思うけど、こーいうものこそ、電子化して、国家が厳重に管理するべきだと思う。

 そもそも、「意思表示カード」なんて、持ち歩かないのが普通だから、家のどっかにあっても見つからないだろう(この場合、本人は脳死状態だろうから、家族がみつけることになるけど、そんな小さなカード、どっかにまぎれて見つかんない可能性大だろう)。

 だったらWeb化して、ネットやケータイから登録・修正できるようにして、脳死となったら、担当医や家族が閲覧できる(もちろん、修正は本人以外できない)ってすれば、臨終のときのドタバタした時に、すぐに対応できるし、国家的にみても、どれくらい、臓器移植の意思があるかというのがわかって(移植コーディネーターからどれくらい必要かもわかって)政策が打ちやすいだろう。

 もちろん、この場合、セキュリティが重要で、本人以外が修正できないこと、本人と家族や医師以外が閲覧できないことなどが必要だけど、こーいうことこそ、国家が電子化すべきことだとおもう。

P.S 遺書の電子化もあり得るよね。この場合、管理は国家(公証人役場?)、信託銀行??

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マイクロソフトの新しい(研究用?)OS「Singularity」

2008-03-09 14:27:48 | Weblog

ここのスラッシュドットニュース
MS、新OS「Singularity」の開発者向けキットを無償で提供
http://slashdot.jp/developers/08/03/08/059214.shtml

によると(以下斜体は上記サイトより引用)


Microsoftが、自社の研究開発部門である「Microsoft Research」で開発したOS「Singularity」の研究者向け開発キット(RDK: Research Development Kit) 1.1 をリリースした。このRDK は学術研究および非商用目的に限り無償で提供される。


だそうな。研究用なのかな?

詳しくは
ここ http://research.microsoft.com/os/singularity/

で、そのダウンロードサイトは、

ここ http://www.codeplex.com/singularity/Release/ProjectReleases.aspx?ReleaseId=11305



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