このリンク先のブログがGooのブログランキングで上位になっていた。
そこのブログが引用しているのが、
梅田望夫氏の「ウェブ時代 5つの定理 この言葉が未来を切り開く!」の
以下の言葉だ(以下斜体は上記のリンク先から引用)
■p.93
Aクラスの人は、Aクラスの人と一緒に仕事をしたがる。
Bクラスの人は、Cクラスの人を採用したがる。── シリコンバレーの格言
A-level people want to work with A-level people. B-level people tend to hire C-level people.──Silicon Valley proverb
この言葉に関して、梅田望夫氏は、以下のサイト
「選抜チーム」という発想
http://www.president.co.jp/pre/special/umeda/3956/
で、Aクラスを選抜って概念で説明してるけど・・・???
(ちなみに、冒頭のリンク先も選抜の話をしていたが・・・)
この言葉は、Leo Rostenの言葉のオマージュ(インスパイア?)ですよね(NHKラジオ教育 ビジネス英会話 1月25日、26日のquote unquoteにもあるよね)!
で、それに関して以下のブログ
一流は一流を雇う、二流は三流を雇う
http://blogs.yahoo.co.jp/nietzsche_rimbaud/52349324.html
で(以下太字は上記ブログより引用)
一流は一流を雇う、二流は三流を雇う Leo Rosten
Leo RostenBrainy Quote
First-rate people hire first-rate people; second-rate people hire third-rate people.
Leo Rosten
My life between Sillicon valley and Japan
選抜チームって解釈しますか?私の解釈と違う
want to work with したがる そういう習性があるっていうこと
とても核心をついた言葉
選抜チームじゃない
って書いてるけど、ウィリアムのいたずらも、選抜チームじゃないと思う・・
■まず、Leo Rostenの言葉の解釈
まず、Leo Rostenの
First-rate people hire first-rate people; second-rate people hire third-rate people.
Leo Rosten
から考えましょうか・・
一流の人間は、自分がどこまでできるか、何ができないかを強く意識していると思う。
だから、自分ができない部分に対して協力者が出てきた場合(この協力者は一流だ。理由はあとで説明する)相手をリスペクトし、インターフェースを決めて、協力を素直に求めることができる。
まとめ役になることになっても、間違っても、自分が上を行こうとか、そーいう邪心がない。
そこにおいて、仕事を動かすのは、つながる醍醐味だろう。
でも、二流の人間は、自分がお金持ちになること、有名になることをもとめる。自分が優秀であると褒められることに喜びを感じる。
となると、一流の人間を下につけることはできない。自分の地位は脅かされるし、自分よりも優秀なものが下にいることは許せず、嫉妬の嵐となってしまう。だから、二流の人間は、自分より能力のない三流のやつらをつけ、会社で、●●と部下を呼びつけにして、「お前ら馬鹿だなあ」といって、無能さを憂いているような感じになる。でも、本当に優秀なやつがきたら、自分の立場はなくなり、困るので、一流のやつを雇うことはないというか、使いこなせない。
結果として、
一流は一流を雇う、二流は三流を雇う
■では、なぜhireでなく、want to work withなのか?
でも、シリコンバレーの格言は、
Aクラス=一流が want to work withで
Bクラス=二流が hireになっている。
この差はなにか?っていうと、一流の人間は、hireっていう感触ではないんだと思う。
なんか、「こんなことやりたいんだよお」と旗を揚げると、向こうからやってくる。。っていう感触。募集すると、自然と、そーいう人がくるっていう感触なんだと思う。
逆に、二流っていうのは、こっちから、求人募集をだして、来たやつを選抜して、雇ってやるという感触、つまり、こっちから雇いに行くという感触なんだと思う。
この雇いに行く、人を選んでやるという(選抜)という感触が一流の仕事、つながる醍醐味に合わないんじゃないかと思う。
だから、hireじゃなく、want to work with、「はたらきたいなー」と思ってると、なぜか、向こうからくる??っていう感じ・・
■そもそも・・
類は友を呼ぶから、一流のやつが旗を揚げると、一流のやつがあつまるのよね・・
あつまるかどうかは、その旗の揚げ方のよしわるしによる。
それについて書いてある・・ようにみえるのが、
ベンチャーはどこへ行ったのか ~ ベンチャー支援の「5階層」
http://japan.cnet.com/blog/murakami/2008/03/08/entry_25005671/
(以下表枠内は、上記ブログからの引用)
西海岸のVCや支援者のネットワークの最上位層は、約13人と言われました。この人達は、だいたい5年後くらいのビジネスを正確に議論している。その次の階層の人は、3年先、その次の階層の人1一年先、その次の階層の人は、だいたい、今起きていることを正確に議論している。最下層の人は、今起きていることへの理解も、ちょっと怪しい。 なまじ真面目な会議というよりは、大きなヨットの上でのパーティーだったり、ベンチャーサポートMtg.のコーヒーブレークの時だったりすることも多いのですが、ちょっと良いビジネスプランを持っていたり、良いことを考えていたりすると、お声がかかる。それが1年先を見て良いプランだと、さらにその上のランクの人に紹介され、さらにその先を見通して見込みがあると思われると、さらにその上のランクの人を紹介される。 上のランクの人になればなるほど、より広い範囲でポートフォリオを組むことが出来るようになりますから、競争状況や組むべき相手などについて、より正確なアドバイスをもらえるようになる。だからこそ、逆に、この階層性が深くないと、カバーできるビジネスポートフォリオが狭くなってしまい、ITでは、東は西に勝てないという話になる。 |
一流は、最上位層の人たち。一流のビジネスプラン(旗を揚げる)だったら、一流の人たちから呼ばれて、コミットされる。だから、一流の人たちと一緒にビジネスが組める。このとき、自分から働きかけているのではない。紹介されて、相手から、お声がかかるのである。
二流の人間は、二流のビジネスプランだから、一流の人には相手にされない。そのうえ上記の自分より下の人間しか使えない特性により、三流の人を選んで、雇うってことになるだろう。
「選抜」って言った時点で、二流になってしまう。
自分がどんなに下の人間でも、コンセプトが良ければ、上の人(いい顧客とか宣伝してくれるマスコミとかヘッドハンターとか)が、集まってきて、引き上げてくれるのだ。自分たちや下の人間から「選ぶ」というイメージではないのだ。
■じゃあ、一流の仕事とは
やっぱり、iPS細胞でしょう。サイエンスZEROでやっていたけど、iPS細胞は、山中先生1人で作りだしたというより、理化学研究所(だったっけ?)のデータベースとか、いま助教の人の1ことだったり、いろんな人がつながって、作り上げている。
だからこそ、山中先生は、チーム日本として、iPS細胞研究のセンターを作ろうとしているんだと思う。
そんな、一流の人たちが顔を合わせる設備を作ろうとしている、バイオの将来は、明るいと思う。でも、「選抜」とかいっている、IT業界は暗いかも。。
はいはい。三流どころか無名のウィリアムのいたずらがなにいっても、
意味ないっすよね。
ウィリアムのいたずらも大人です。
世の中の上の人たちに、梅田氏がウケていることは、よーく知っています。
ちゃんと、普段は、「選択まんせー!!」っていっておきます。。(^^;)v
![](https://mokano.main.jp/card/analsysimg.cgi?imgfname=gokusho.jpg&ID=bun080301)