ウィリアムのいたずらの、まちあるき、たべあるき

ウィリアムのいたずらが、街歩き、食べ物、音楽等の個人的見解を主に書くブログです(たま~にコンピューター関係も)

Eric Brewerさんの論文、「CAP Twelve Years Later」なんだけど

2012-05-02 15:49:55 | Weblog
今、CAP定理の「ブリュワーの定理」で出てくる、Eric Brewerさんの論文、

CAP Twelve Years Later:How the“Rules” Have Changed
http://www.computer.org/cms/Computer.org/ComputingNow/homepage/2012/0512/T_CO2_CAP12YearsLater.pdf


今、見始めていて、

内容は、もちろん、わかりやすくていいんだけど
(たとえば、23ページ(からはじまってるので、はじめのページ)の
 Why "2 OF 3"IS MISLEADING では、C,A,P同時に成り立たないことを
 2つのノードを使って判りやすく説明しているし、
 24ページ右側の段では、誤解のいくつかの面(C,A,Pそれぞれ、
 あるか、ないかのバイナリーではなく、0~100%の間を取れる等)を
 判りやすく説明している)


そんなことは、さておき(置いちゃいますか ^^;)

上記のサイトを開くと、一番初めに目に付くの、

トンボの目か、なんかの宇宙人の顔にみえませんか?

みえないかなあ~

わたしは、見えて、驚いてしまった(^^;)


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アジャイルで開発するには、astahみたいなのが、必要だよね!

2012-05-02 12:13:42 | Weblog
 アジャイルで開発する問題は、「お客さんとの合意を頻繁に取る」ところにあると思う。
 たとえば、1週間ごとに顧客に見せる場合、
  GUIはいい。1週間で変えられる。よほど大きな変更でない限り。
  しかし、内部的な処理は、(モデルの大掛かりな変更、入出力方式の大掛かりな変更)は
    1週間では、足りないことも多い。かなり時間がかかる。

 しかし、内部的な処理は地味だし、お客さんに見せてもわからない。
 そこで、GUIの変更や、変わりやすいところから変えていく。
 そうすると、その部分がガンガン変わっていく。
 そうすると、内部的な地味な処理もガンガン変えていかないといけないけど・・・
   ・・・そこは見せることはできないので、後回しとなる。

 結局、時間がかかる、重要な内部的な処理が手付かずになり、破綻してしまう。




 お客さんも、わかっていないのかもしれない。

 実は、GUIをどんなに使いよくしても、
    お金を使うのは減るけど、
    お金は生み出しにくい。
 (効率化するが、新しいビジネスを生み出しにくい)
 
 お金を手っ取り早く儲けるには、新しいビジネスを生み出すことになるが、
 これは、モデルの変更になる。

 つまり、「時間がかかる、重要な内部的な処理」こそ、お金を生み出す源泉なんだけどね。




 この状況を変えるには、

  顧客に見せたり、合意を取る期間を変える(長期的にする)
   しかし、これだとアジャイルにならない

  モデル部分を可視化し、プログラム生成を自動化する
   こっちのほうなんでしょうね。

 そうなってくると、アジャイルを推進するには、Astahみたいな、内部構造を可視化するツールを使って、顧客と内部構造レベルで合意形成ができないといけないことになる。

 その辺がうまくいかないと、アジャイルにしたらGUIばっかり直して破綻することになりかねないと思う。

 

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