ウィリアムのいたずらの、まちあるき、たべあるき

ウィリアムのいたずらが、街歩き、食べ物、音楽等の個人的見解を主に書くブログです(たま~にコンピューター関係も)

JavaとJavascript、Rubyをまぜまぜしても、動くという、vert.x

2012-05-04 23:24:56 | トピックス
ここのサイト

vert.x – JVM Polyglot Alternative to Node.js

みてたんだけど・・
(以下斜体は上記サイトより引用)

Vert.x is a framework for the next generation of asynchronous, scalable, concurrent applications, which aims to provide an alternative to Node.js for the JVM. It allows developers to write their application using JavaScript, Ruby, Groovy, Java or even mix and match.

なんだって。最後の文からすると、JavaとJavascript、Rubyをまぜまぜしても、動く?

vertxの詳しいことは、そのサイト(英語)みるより、以下のサイト


GroovyでVert.x
http://d.hatena.ne.jp/touchez_du_bois/20111210/1323514015


(日本語)を見たほうがわかりやすいかも・・



  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「フリー」を読む その8 第5章 後半

2012-05-04 21:50:35 | コピーされるほど儲かるシステム!
祝祭日は、

フリー~〈無料〉からお金を生みだす新戦略
http://www.amazon.co.jp/dp/4140814047


を読んでいきたいと思っていたのですが・・・
前回から、大分空いてしまいました。

前回は、5章の前半だったので、今回は、その続きからです。




●ミードの法則
・ゴードンムーアはみずから「ムーアの法則」と名づけたのではない
  →名づけたのは、カリフォルニア工科大学のカーヴァー・ミード教授
  →人間がデジタル技術についてどう考え、利用するかによって
   何が変わるのかをはじめて真剣に考えたのがミード

・トランジスタをはじめ、コンピュータの性能を構成するユニットの
 ほとんどが、いやおうなくゼロに向かっていくのだ
  →ミードは、この経済効果が必然的にある倫理上の規範に関わって
   来ることを理解していた
    →トランジスタが安すぎて気にならないものになるなら
     「ムダ」にしはじめるべきなのだ。

・当時のエンジニアもムーアの法則をある程度理解していて、将来の
 コンピューターは当時のメインフレームよりも小さく、安くなると
 わかっていた
  →そこにミードが登場して、プログラマーたちにムダを推奨した

・コンピューターを無駄に使えといったって、どうすればいいんだ?

---

●うなるマウス

・1970年代にゼロックス社のパロアルト研究所で働いていた
 アランケイがそのやりかたを示した。
  →コンピューターの概念を発展させ(ダイナブック構想)
   ディスプレイをムダに:GUI
     アイコン
     マウス
     ウィンドウ
     機能のないアニメーション
  →コンピュータを使いやすく
   マッキントッシュにインスピレーション
   一般の人にコンピュータ解放

・技術者の仕事は、どんなテクノジーがためになるかを決めることではない
  →誰もが使えるようにユビキタスなものにして、世界に普及させ、
   あらゆる場所に届けること
  →それをどう使うかはユーザーが決めればよい
   →コンピュータを民主化すること

・エンジニアは私たちにインターネットとウェブの技術的インフラを提供
  →しかし、それを使う方法を考え出したのは私たちユーザー

・テクノロジーが安いことと、無料であることは違う

・今日のウェブが規模がすべてだ。
 コストは下がり続け、ユーザー個々人が負担する限界費用は0に近づいている

・ミードとケイの予想は、コンピューターを基盤とする産業に重大な影響を与えた
  →ソフトウェアは魅力を広げ
  →世界は変わったのだ
  →トランジスタや記憶容量、通信大域幅が完全に無料にならなくても、無料に
   近い効果が発揮される
  →FLOPSが18ヶ月ごとに半分になるのならば、どれだけ0に近づければ、
   それを切り捨ててゼロとみなせるのだろうか。その時点はたいてい思ったより
   早く来る、というのが答えだ
  →価格がゼロに近づくと、まるでそれがタダであるかのように扱われるろいう
   強みを持つ。ストラウスの言った、安すぎて木にならないではなく、
   安くて問題にならないである。

----

●鉄とガラス

・ムーアの法則と半導体の話はほとんどがデジタル経済の寓話ともいえるものだが、
 前述のとおり、実際は記憶容量と通信帯域幅という関連テクノロジーのほうが
 ゼロを目指す競争で前を走っている

・磁気記憶装置の要となる技術は、金属ディスクの上になんとかして磁性体を載せること
  →ミードの複合学習曲線はここでも有効
  →記憶容量はムーアの法則を上回るペースで増加し、コストは下がり続けた

・通信帯域幅も、
 イノベーションが何度ももたらされ、そのたびに進歩のサイクルが始まる。
  →ここでもミードの複合学習曲線が当てはまり、光ファイバー・ネットワークと
   光変調器は、情報処理と記憶容量よりも早く、約1年で、性能が2倍になる
   ペースで向上している。

-----

●潤沢さにできること

・通信帯域幅が気にしなくていいほど安くなったことが、ユーチューブを生んだ。

・記憶容量が気にしなくていいほど安くなったことで、グーグルのGメールで大容量
 の受信箱が無料になっただけでなく
 Tivoやマイスペースなどのサービスが生まれ、ipodもMP3ファイルについては
 ほぼ無限に収納できるようになった。

・供給はみずからの需要を作り出した
  →消費者は自分の音楽ライブラリを持ち歩くことなど考えてもみなかったが、
   それができるとなったら、たちまちその便利さを理解した

・情報処理能力、記憶容量、通信帯域幅というテクノロジーの三重の相乗効果は
 ウェブと言う形で結びつき、潤沢さが生み出された

「インターネットの世界には2つの数字しかない。無限とゼロだ」。

・ルイス・ストラウスが電気は安くなっていて気にならなくなると予言したときに、
 電気はすでに経済の全分野と関わっていた。
 それが潤沢になれば何をもたらすのか創造するのはワクワクすることだった
 今では情報も電気と同じ程度に、経済の大部分と結びついている

・電気と違うのは、ビットが毎年、魔法のように向上し続ける点だ。

・価格は科学ではなく、需要と供給で決まると教わらなかっただろうか。
  →それは今でも正しい
  →価格は需要と供給できまる
  →長い期間における価格の傾向を決めるのはテクノロジー
     →セーの法則:供給はそれに等しい需要を作る
  →需要と供給の一時的不均衡は、ゼロへと向かう不可避の流れに
   さざ波を与えるに過ぎない

・今日の経済全体は、複合学習曲線の上に成り立っている。
 それが意味するところに最初に気づいたのは、経済学者ではなく、
 ある鉄道模型マニアだった。




次回は6章から

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする