yabanjin-soulのTシャツ魂

ロック魂を手描きで表現するyabanjin-soulのたわごと・ひとりごと

ストーンズ「ノー・エクスペクテイションズ」

2007年06月30日 | アートイラスト

No_expectations 今回は、ストーンズが自分たちのスタイルを確立したアルバム「ベガーズ・バンケット」に収められてる作品をモチーフに。

「俺を駅まで連れてって、
んで、列車に乗せてくれ。
もう、この場所には何の希望もなくなっちまったよ・・・

俺たちの愛は、石に弾ける水のように、
聞こえると同時に消えてなくなる音楽のように、はかない夢だったよ・・・

だから、空港に連れてっておくれ。んで、飛行機に乗せてほしいんだ。
ここには、失望しか残っちゃいないんだ・・・」

なんだか、とても切ないね・・・

失恋したことない人なんて一人もいないだろうから、この歌詞に共感する人は多いだろうなあ。

ミックにしては珍しく、言葉数も少ないし、シンプルな淡々とした表現で、
なかなかに味わいのある詩だよね。

おまけに、ブライアン・ジョーンズのスライドギターがまた泣かせるよ。

ゴダールの「ワン・プラス・ワン」の、「悪魔を憐れむ歌」のレコーディングシーンでの、ボーっとして演奏する気力もなくなった感じになってる彼が、ちょっと信じられないくらいだね。

ストーンズってこんな感じの詩の内容が少ないから、たまにあると、とてもしみじみしちゃって、たまんないね。

これもきっとストーンズマジックなんだろうなあ・・・

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コメント
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