女性ボーカルにはあまり関心が湧かなかった。
かわいい感じが売りだったり、
甘ったるい感じがしたり、
表面的な歌が多かったりして、
なんかきれいごとだけのような、ウソくさい感じがしてた。
でも、
neomiiさんにはそんなことをちっとも感じない。
それどころか、なんかすごく勇気付けられるんだよね。
一番最初に聴いたのが、アンプも何も通さない生歌だったせいかなあ・・・。
荒れ狂った嵐を乗り越えた後の静寂感というか、強さというか、
とにかく、ウケ狙いなんかじゃなく、本気で生きてきてその中で感じた苦しい思いやせつない思いをすべて受け止めた後の悟りを開いた境地というか、
なんか、そんなものをneomiiさんの歌から感じとれて
すごく落ち着いた気分にさせてくれる。
「これでいいんだよ」って勇気を与えてくれる気がするんだよね。
ここ最近の休日には必ず彼女達のCDを聴いてる。
よくありがちな、若いヒト向けの甘ったるい感じがしないんだ。
母性を感じるというか、
女の人の声ならではのすべてを包み込んで受け入れてくれる感じがする。
んで、今回のイラストは「菜の花畑と飛行船」を聴きながらでございます。
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どうして泣いてたの?
痛いの飛んでゆけ
どろんこになったって 大丈夫 大丈夫
裸足になってみよう 裸足になってみよう
こころに帆を張れ
緑の風が ここに吹いてるよ
菜の花畑に
新しい春が また やってきた
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使ってる言葉はよくあるフレーズだし
なにがいいっていう説明も難しいんだけど
メロディーと、ネオミイさんの歌声ですごくいい感じなんだよね。
「こころに帆を張れ」なんて表現、なかなか思いつかないと思うよ。
グサッと心にしみわたる。
そんな感じのするCDでありますよ、ボクにとったらね。