なんてカッコイイ、ベースのリフなんだろうね。
単なる3コード調の曲がこのリフだけで
全く新しい曲な感じになるから不思議だ。
ひとつひとつのギターのフレーズもなくてはならないものだし、
すべての音が
一つとして無駄なものなんてなくて、
なくてはならない音のような気がしてくる。
他の曲もそんな調子で続くんだけど、
極めつけは
後半部分のメドレーだね。
出来かけの中途半端な曲をつなげ合わせて作ったらしいんだけど
どの曲もキチンと最後まで作ったら名曲になるんじゃないかって感じさせる曲ばっかりで
そういう曲たちをそんな風に扱えるのもビートルズらしいよね。
この頃になると4人とも曲を作ってるからなおさらぜいたくにできる。
一人か二人だけに頼ってるバンドだと
同じような曲調になっちゃうもんだけど、そういうところもビートルズを聴いてても飽きない要因だと思うよ。
あいかわらずしみったれで「ミーン・ミスター・マスタード」みたいに貧乏生活を強いられてるボクだけど
ホント買ってよかったよ。(笑)