「拙速」という言葉、
現代ではあまり良い意味では使われないよね。
「処理のスピードは速いが、緻密さに欠ける」というような意味合い。
でも、びっくりするんだけど昔は実は良い意味で使われてたんだって!
「緻密さには欠けるが、処理するスピードは速い」というようなことに使われてたらしいよ。
しかし・・・、
よく考えてみたら、これって順序を逆にしただけなんだよね。
何がびっくりするって
順序を逆にするだけでイメージがこうも変わるのかってことにびっくりだよ。
「アンケートの数字を信用しちゃいけない」と昔よく言われてた。
なぜなら設問の仕方でずいぶん数字が変わってくるから、という理由だった。
たとえば・・・
「仕事のフォローをすごくやってくれるし飲み会でもよくおごってくれるが、生活態度や私生活にも口うるさい上司が良いか」
と
「生活態度や私生活にも口うるさいが、仕事のフォローをすごくやってくれ飲み会でもよくおごってくれる上司が良いか」
では数字が真逆になるらしい。
ホント、
ヒトのイメージほど当てにしちゃいけないっていう見本だね。