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YouTube: 映画『シュガーマン 奇跡に愛された男』予告編
このドキュメンタリーにはビックリした。
これが作られた物語じゃなくて真実のお話だ、ということに。
↓ストーリーはこんな感じ。
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70年代のアメリカ・デトロイトの酒場で歌ってるところをスカウトされ、
レコードを出したんだが、
まるっきり売れず、そのままそれっきりだった男がいた。
売れない多くのミュージシャンがそうであるように
この男も消息がわからないままになっていた。
・・・・・・・・が、
その忘れ去られたレコードがCDとなり、
いつからか地球の反対側の南アフリカ共和国でじわじわと売れ始め、
とうとう100万枚を越えるヒットになっているらしい。
誰が持ち込んだかもわからない。
歌った本人はステージ上で自殺したとの伝説まで作られて・・・。
ある日、南アフリカに住んでいるこのCDの大ファンの男が
このミュージシャンの真相を知るために探し始めたところ、
なんと、まだアメリカのデトロイトで暮らしていることがわかった。
そのミュージシャンの名は「ロドリゲス」。
彼はビルや建物の解体作業に従事しており、
南アフリカで自分のCDが大ヒットになってることを全く知らずにいた。
もちろん、CDは海賊版で印税など入ってきてはいない。
ただ、真面目に自分の仕事を黙々とこなす男だったとのコト。
地域社会の不平等に意を唱え、選挙にも立候補したことがあるらしい。
そして、南アフリカでライブをすることになり、
そのライブも大成功を収める。
その後も、南アフリカでのライブはずっと大盛況だったらしいが、それで稼いだお金はすべて知り合いや恩人に配ったらしい。
ロドリゲス自身は次のCD作成を企画しているけど、
ミュージシャンとして生きていこうとしているわけではなく、
今でもデトロイトで同じ仕事に従事しているとのこと・・・・・。
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いやはや、
こんなお話が現実にあるなんて、
みなさん、信じられます?
大概の副題は大げさだと感じるけれど
「奇跡に愛された男」という副題は決して大げさだとは感じることはないですね。(笑)