昨日の記事の、映画に出演してる子どもたちの行動の変化もそうだけど
人が何か行動を起こしてこれまでの現状を変えていこうとするときには
「夢」と「希望」が原動力になるんだと思う。
逆にそういうものがないと
すべてにおいて諦めてしまって
現状を打破しようという気力すら失われてしまう。
北朝鮮の国民なんてこんな感じになっちゃってるんじゃないのかな、なんて思ったりしてる。
逆に
いま話題の「イスラム国」は
そのやり方に問題あるけど
ああいう行動に自分達の「夢」や「希望」を託してるんだろうと思う。
とにかく、
人は「夢」や「希望」が感じることができさえすれば
自然とそちらの方へ動き出すんじゃないかと。
だから、人に何か行動を促したいときは
夢や希望を提示してあげることが大事なんじゃないかって思うんだよね。
話は少し飛ぶけど
いまの「平和憲法」は
焼け野原になったその当時の日本人の「夢」と「希望」がぎっしりと詰まった憲法だったんじゃないのかな。
それまで日清、日露、第一次大戦と戦争に参加して勝ってはきたものの
国民の生活向上になかなか結びつかず
最終的に激しい空襲にあい、日本という国そのものがなくなるような状態になってしまったことを反省して
日本人自らの意思でこういう国を作ろうと考えたのが「日本国憲法」なんじゃないかと思うんだよね。
「GHQに押し付けられた憲法だ」という人もいるけど
もちろん、そういう方面にも配慮はあったとは思うんだけど
でも、「こういう国をつくろう」と自らが決めてその実現に全力を注いだんだと思う。
そういうものを
「現実と合わないから・・・」
「時代が変わったから・・・」
という理由で投げ出すのは
その当時の日本人に
実はとても失礼なんじゃないのかって思うんだよね。
実際、
明治維新から1945年までのおよそ75年間に
日清、日露、第1次大戦、シベリア出兵、満州事変、日中戦争、太平洋戦争
と、まあホントにやりたい放題だったのが
日本国憲法成立後の現在までのおよそ70年間は一切戦争してないんだから
これはホントに誇っていいと思う。
この「夢」と「希望」を世界中に広めるためにこれからもこの憲法は捨てちゃいけないと考えてるんだよね。