yabanjin-soulのTシャツ魂

ロック魂を手描きで表現するyabanjin-soulのたわごと・ひとりごと

フランス人の心意気。

2015年01月12日 | 国際・政治
とりあえず、犠牲者を出しながらも

風刺雑誌社に対する銃乱射テロから始まる事件は収束したけど、

そのあと起きた130万人以上にのぼるデモにびっくりさせられた。



デモっていうとどちらかというと起きた出来事に対する「不満の表明」というイメージだったけど

今回のは

命を懸けてテロリストたちと勇敢に戦った「警官たちへの称賛」と
「犠牲者への追悼」と
「テロには決して負けないという意思」を表明するデモだったからね。


さすが、民衆による市民革命で様々な権利を勝ち取った国だなあ、と感心した。

どんな内容でも、
さあどうぞ、とお膳立てされなくても
自分たちの意思表示をしていくことが物事を進展させるっていうのが身についてるんだよね。

ぜひとも、

日本人もこういう「意思表示の大切さ」を学んでほしいと思うよ。

選挙という意思表示をお膳立てされた状態でも投票率が54%ぐらいなんだもんね。

いくら、なぜいま総選挙しなくちゃいけないかという気持ちが強かったとしても、
いくら、争点がはっきりしなかったとしても、
いくら、投票する先が見いだせなかったとしても、

投票権を放棄するっていう事は
自分の意思表示を放棄するっていう事だからね。

どこでもいいんだよ。

自分の意見とぴったりくる人なんていやしないよ。

自分の意見に一番近いと思う人や政党に投票すればいいだけなんだよね。

それが「社会に対する責任を果たす」ということでもあるんだから。

第二次大戦の敗戦でせっかく手に入れた権利なんだから

「よくわかんない」なんて甘えてるんじゃありませんよ!

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする