映画『フォックスキャッチャー』予告編
デュポン財閥の御曹司ジョン・デュポンが自らの名声のために結成したレスリングチーム。それにスカウトされた五輪メダリストの兄弟がジョン・デュポンの知られざる姿を知った果てに悲劇に見舞われる、実際に起きた事件を映画化。
いやあ、これは面白かった。
お金はたんまりあってそのお金をエサに人を寄せ集めるやり方しか知らないデュポン氏。
鳥類学者、作家、博愛主義者・・・と数々の肩書を手に入れてもまったく満足できずにいる彼は今度は全米レスリングのナショナルチームのコーチという肩書も手に入れようとする。
が、人との信頼関係というものを築いてこなかった彼は更なる孤独感にさいなまれ最後の悲劇まで突き進んでいく。
何を成し遂げても満足できなかった原因は結局のところ母親からの愛情に飢えていたからという設定。
2時間以上もかけて淡々とそういう場面を少しずつ差し込んできたので突然やってくるラストの悲劇もまったく違和感がない。
結局のところ母親から愛されなかったことが由来のアタッチメント障害だったということだね。
アタッチメント障害というのはこれまでは「愛着障害」と呼ばれていて
3歳児くらいまでの赤ちゃんに適切な愛情をかけなかったりすることで引き起こすトラウマ。
よく昔からのことわざで「三つ子の魂百まで」というものがあるけど、
意図は違うけどまさにそれにそっくり。
そういうものがデュポン氏にもあったんだろうね。
でも、
こういうのって映像で表現するのは結構難しい。
説明口調になっても変な気がするし
単なる人格障害による変さ加減とアタッチメント障害による変さ加減をうまく描き分けるのはホントに難しいと思う。
それをこの映画はホントにうまく表現できてる。
監督さんは『カポーティ』、『マネーボール』のベネット・ミドラー。
これらの作品もとてもよくできてたからこの監督さんもきっと才能があると思う。
いや、これは本当に面白い作品なので
おススメです。
デュポン財閥の御曹司ジョン・デュポンが自らの名声のために結成したレスリングチーム。それにスカウトされた五輪メダリストの兄弟がジョン・デュポンの知られざる姿を知った果てに悲劇に見舞われる、実際に起きた事件を映画化。
いやあ、これは面白かった。
お金はたんまりあってそのお金をエサに人を寄せ集めるやり方しか知らないデュポン氏。
鳥類学者、作家、博愛主義者・・・と数々の肩書を手に入れてもまったく満足できずにいる彼は今度は全米レスリングのナショナルチームのコーチという肩書も手に入れようとする。
が、人との信頼関係というものを築いてこなかった彼は更なる孤独感にさいなまれ最後の悲劇まで突き進んでいく。
何を成し遂げても満足できなかった原因は結局のところ母親からの愛情に飢えていたからという設定。
2時間以上もかけて淡々とそういう場面を少しずつ差し込んできたので突然やってくるラストの悲劇もまったく違和感がない。
結局のところ母親から愛されなかったことが由来のアタッチメント障害だったということだね。
アタッチメント障害というのはこれまでは「愛着障害」と呼ばれていて
3歳児くらいまでの赤ちゃんに適切な愛情をかけなかったりすることで引き起こすトラウマ。
よく昔からのことわざで「三つ子の魂百まで」というものがあるけど、
意図は違うけどまさにそれにそっくり。
そういうものがデュポン氏にもあったんだろうね。
でも、
こういうのって映像で表現するのは結構難しい。
説明口調になっても変な気がするし
単なる人格障害による変さ加減とアタッチメント障害による変さ加減をうまく描き分けるのはホントに難しいと思う。
それをこの映画はホントにうまく表現できてる。
監督さんは『カポーティ』、『マネーボール』のベネット・ミドラー。
これらの作品もとてもよくできてたからこの監督さんもきっと才能があると思う。
いや、これは本当に面白い作品なので
おススメです。