yabanjin-soulのTシャツ魂

ロック魂を手描きで表現するyabanjin-soulのたわごと・ひとりごと

18歳以下の絶望感。

2016年08月31日 | たわごと、ひとりごと
夏休み明け。

たいがいの子どもたちは生き生きとした表情で登校している姿を見かける。

でも、実は・・・・

なんと、

この夏休み明けが一番自殺する数が多い!らしい。

確かに大人だって、

何も問題なく会社に通う人だって、

3日ほどの連休の後には

「会社に行きたくねぇ~!」と叫びたくなる。

「サボりてぇ~!」という衝動に駆られる。

そんなもんだと思う。

まして、1か月の長期休暇の後に、また学校生活を続けなくちゃならないと思うとこれ以上に感じるだろう。

みんながみんなというわけじゃないよ。

学校が楽しくて楽しくて仕方がない人はそんなこと思わないだろうし、家には居場所がないから学校だけが救いだという人も当然いるだろうけど

その逆の人も当然いるということが言いたいんだよね。

4月から新年度が始まって夏休みまでの最初の数か月がうまくいかないと

夏休み後の「学校行きたくねぇ~!」という思いはさらに強くなるだろう。

出会って最初は、だれでも相手のことをよく知らないから用心するし、ぎこちなくなるし、ストレスが過剰にかかる時期だと思う。

何か協力して行う行事があると、そこで初めてぐっと距離が縮まって親しくなれる人が現れる。

一緒に苦労しなくちゃ本当の意味で親しくなれないもんなんだよね。

楽しいだけじゃダメなんだよ。

夏休みまでの数か月が周囲の人たちとなかなかうまくいかないと、夏休み後の登校拒否感はなおさら強いものになるだろう。

いじめがありゃなおさらだよね。



だからさ、

ここでちょっと提案。



夏の暑い時期に学校に通い続けるというのが子どもたちにとって酷だから、夏休みという習慣があった方が良いというのなら

学校の新年度が始まる時期を9月にするといいんじゃないかと思う。

そうしたら長期休暇後の新年度は新しい仲間と一から始まるわけで

そういうことだったら昨年度が嫌なことだらけでも

長期休暇後のあとのスタートにストレスを感じていても

新しい希望を心に秘めて登校できるんじゃないかと思うんだけどね。

それに合わせて社会全体の新年度は7月にして学校の終了時期に合わせれば就職といったことも何の問題もないはず。

もしくは、社会全体も9月スタートにして

夏休みの間に就職活動ができるようにするとかっていうのもありだよね。

そういう学校システムを子どもたちの状況を踏まえて変更するのも一つの方法だと思うんだけど

まあ、こういうのって

なかなか慣れ親しんだシステムを変更するよりは

その中に入れ込む側をその入れ物に合わせる方が簡単だからなかなかやろうとしないんだけどね。

でも、

今でもこの夏休み明けのスタート時に相当数の自殺者がいることを考えたら

新しい入れ物にして

そこにいる人間に少しでも居心地の良い空間にしてあげることも必要なんじゃないかと思う。

と、考える今日この頃。
コメント
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