今回はアルバム「レット・イット・ブリード」に収められている、キース・リチャードがボーカルを担当しているナンバーから。
このときのキースのボーカルはすごくいいよね。ミックとはまた一味違って、けだるい雰囲気を前面に出して。
「よう、ベイビー、おまえの瞳の中のキラキラしてるもの、そりゃなんだい?
おまえはなんだって手に入れてる。
俺の心、俺の魂、金、銀、ダイヤモンド・・・
そう、おまえは時間でさえ手に入れられるだろうよ。
俺は腹がへって、喉がカラカラだ。
でも、まったく気にならねえ。
そんなに驚くこともありゃしないさ・・・」
なーんて、この頃は、ブライアン・ジョーンズからぶんどったアニタにぞっこんだった様子が、この詩の内容から十分読み取れます。
最後の方の、「まったく気にならねえ、でも、そんなに驚くこともねえ!」っていうのがびっくりするほどのシャウトぶりで、キースの動転している様子がみてとれて、ちょっと笑えたりもしますな。
何度も言うようだけど、ジャック・スパロウっぽいよね、キースって。
なんか、馬鹿っぽいんだけど、愛嬌があるというかさ。
ギターの弾き方がカッコイイってなると、大げさにキックも入れだしちゃったりして逆にかっこ悪くなっちゃったりとか。
ほんでまた、渋く決めるんだけど、すぐに調子に乗ってまた派手にしすぎたりしてね、ミックとは正反対の魅力を感じるよ。
それが彼の自然体なんだろうから、こちらからは何の注文もないんですけど・・・
タフで、微笑ましくて、いつまでもそのキース・リチャーズでいてくださいとしかいえないね、一ファンにとったら。
最後になっちゃったけど、このTシャツももう手元にはございませんので、もし、気に入ってくれた方はスミマセンが注文制作となっちゃいます
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