ガイ・リッチー監督の「シャーロック・ホームズ」。
主演はロバート・ダウニー・ジュニア。
この監督さんの作品は
「ロック・ストック・アンド・トゥー・スモーキング・バレルズ」や「スナッチ」で充分楽しめたんで
今回も期待してたんだけど
やっぱり最高に面白かった。
話の持っていくテンポも心地いいし、
なんといっても、
いたるところに張られた何気ない伏線が、種明かしのときに一気につながっていくあの気持ちよさといったら!
すべてのシーンに意味があって
全く無駄なシーンやセリフがないんだよね。
もちろん、
なんでそんなことまでホームズは知ってるの?なんていう突っ込みどころもないわけじゃないんだけど
そんなことまったく気にもならないし、
ホームズ自身、普通気づけないところまでわかっちゃうことがあってもおかしくないっていうくらいな変人に描かれてる。
ホント、これまでのホームズ像をぶち破ってるところがこの映画のすごいところだよ。
アクションっぷりはジャン・クロード・バンダム顔負けだし。(笑)
ワトソン君もジュード・ロウがやっててなかなか魅力的だった。
この二人のコンビはまるで「パイレーツ・オブ・カビリアン」のジャックとウィルみたいだった。
もしくは、「明日に向かって撃て!」のブッチとサンダンス・キッドのような。
それくらい掛け合いもおもしろいし、魅力的だったよ。
あと、ヒロインの泥棒さんもいて、
この人も含めると、ルパン3世のルパンと次元と峰不二子みたいだった。
まあ、
「何かに似てる」っていくら連発しても、なんかよくわからんでしょうが、
とにかくおもしろかった。
おすすめですよ~!