最近、小5の息子がはまってる遊びはカードゲーム。
今までも、「ムシキング」、「ダイノキングバトル」、「大怪獣バトル」、「仮面ライダーバトル・ガンバライド」と成長するたびに変わってきているのだが
これらのカードは、イトーヨーカドーなどに置いてあるゲーム機で遊ぶシリーズだった。
しばらくして友だちの興味が別のものに変わるたび本人も興味がなくなり、
集めたカードを見つめ、
「コレ1枚100円だったんだよな・・・。もうこういうカードを集めるのは止めるよ。」とボクらに宣言しては
また次のカードに夢中になるといった具合。
しかし、
今回はまっているのは
「遊戯王」というカード。
それぞれ手持ちのカードデッキを使い相手と対戦するカードゲーム。
まあ、トランプや将棋をイメージしてもらえればいいかな。
彼に誘われ何回か「バトル」をしてみた。
が・・・
しかし、なんか釈然としない。
勝つための作戦を練るにはトランプとかと一緒で手持ちのデッキの中身を吟味しなくちゃいけないのだが、
そんなことしても
相手がより破壊力のある効果をもつカードを出してくればあっという間に敗退してしまう。
つまり、将棋で言うと
好きな駒をそれぞれ集めることができて、それが飛車角ばかりでもOKというような感じ。
強いカードを集めたもの勝ちというシステム。
だから子供たちは競って「強いカード」を集める。
そのカードを扱ってるお店に息子に連れられていって値札を見てみると中古のカードに高いもので4000円や5000円もの値段がついているじゃないか!!!
そういう仕組みをわかっていくと
なんだか日本のプロ野球のシステムを思い出した。
金持ち球団がカネにものをいわせ、どんどん良い選手を集め、メチャメチャ強いチームを作ってしまうというシステム。
カネがあるヒトとないヒトの戦力がどんどん開いてしまい、勝負がつまらなくなってしまう。
ま、球団ほどお金がかかるわけじゃないんだが
つまりはそういうことなんだよね。
なんかアンフェアな印象がぬぐえない。
きっとこれが「別におかしくない」と感じるヒトは
巨人軍のあの選手の集め方や
お金があるヒトの方がよい学校に入れるといったシステムにまったく問題は感じてないんだろうなあ・・・。
結果に優劣がつくのはしょうがない。
だって勝負事なんだからね。
でも、チャンスは公平でなくちゃ面白くないよ。
まあ、巨人軍は今はトップがくずな考え方をしてるからまだ他の球団にも付け入るスキがあるけど
こどもの遊びにはこういうシステムは導入して欲しくなかったな。
息子にもこのシステムはイマイチだと思って欲しいから
彼と「バトル」するたびにこのことを言っていたら
彼も嫌になったらしく、もう「バトルしよう」と言ってこなくなったよ。
まあ、彼は友だちと遊ぶツールの一つとしてこのカードゲームにはまってるから
そんなことはどうでもいいんだろうな。
きっとまた友達同士で流行らなくなったらやめちゃうんだろうからそんなに心配することもなかったかな。
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