一昨日(12/26)受け取ったHV-4だけど、まぁテンプレと言うかノークレームノーリターン対策と言うかで、写真に写っているものが全てだとか、変形や傷がありますとか、しまいには“ジャンク”なんていう単語まで登場し、いわゆる責任逃れ系のことが列挙してあったので、現物のハード的&電気的状態確認を行った。
まず、ハード的状態を確認。目立つものでは、①メインエレメントが僅かにへの字に曲がっている、②7MHzコイルのエレメントが根元付近で曲がっている、③メインエレメントを根元で固定している六角穴付き止めねじが2個中1個しかない、④細かい傷や腐食がそこそこ、こんな感じだった。
とりあえず、メインエレメントはトライ&エラーで素手矯正、7MHzエレメントは調整時に同じく適当に素手矯正すればなんとかなるはずだ。それと止めねじは在庫を充てるも良し、工具店で数十円レベルのバラ売りで買えばOKだし。という感じで、基本的に解決の見通しを付けた。
次に、電気的状態を確認。寒い&WXイマイチだったので、自宅玄関前で簡易測定を行う。その結果、7MHzはf0=6.872MHz、SWR≒1.00、Z≒48Ω、帯域=6.854~6.890MHz(6.872MHz±18kHz)、21 MHzはf0=20.840MHz、SWR≒1.41、Z≒72Ω、帯域=20.782~20.898MHz(20.840MHz±58kHz)であった。ちなみに21MHzコイルは、モービル進行方向に向けた。
それと50MHzは、同社CR8900の落し所ゼロ事案を経験していたこともあってか、それより古いモデル&元々眼中に無かったため、完全に測定を忘れていた。「まぁ、そのうちに。」としたい。
最後に、関連アイテムの掘り出し。私にはHV-4を所有&使用していた実績があり、ログデータによると使用期間は1995年10月~2004年10月までで、計532QSOで使用していたらしい。
しかし、期間末期にメインエレメント&給電部を水没させてしまいお釈迦にしたものの、コイルは7MHzを除いて捨てずに持っていた。(7MHz用コイルは、休眠間際に断捨離のターゲットになったと思われる。)
で、残していたコイルを掘り出したものがUP写真の6本だ。この内21MHz以外はオプションで、その中でも28MHz用が3本あったのは意外だった。
1本は28MHzSSB用、もう1本はエレメント延長(7MHz用エレメントを補修パーツ購入して充てる)で24MHz用に、ここまでは覚えているけど、3本目は不明だ。たぶん29MHzFM用にするつもりでいたのかな?今となっては全く思い出せない。
この他に、数えていないけどエレメントが全部で10本ほど出てきた。その内半分ほどは7MHz用の未使用品だったので、これだけ本数が有ればどうにでもなりそうだ。
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と言うことで、タイミング良く暖かい日があれば少しずつ立ち上げていきたいと思う。
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