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色々と想定外なことが起きたお陰で、置き去りになっていた記事をようやくUP。
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残るは18MHzのみとなったHV-4の調整。コイルの本数ベースで言えば、5本中4本を終えていることになるので進捗は80%、最後まで手堅く進めていきたい。
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■測定条件など
・モービル :シエンタ、アンテナを装着した時の外観は、こんなイメージ。
・測定方法 :過去記事@RVK的なアンテナ測定方法_240612に記載の“本気測定”による。
・姿勢&組合せ:タテ向きに7MHzコイル(調整済み)。
ヨコ向きに18MHzコイル。
・ねらい周波数:18.090MHz付近。
・その他 :帯域はSWR≦1.5の範囲。
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先のバンドでも触れているが、手持ちには長めのエレメントしか残っていないため、今回もその中で最も短い首全長359mmのエレメントを目いっぱい挿入して1回目の測定。結果は、f0≒15.366MHz、SWR≒1.25、Z≒41Ω、帯域=15.316~15.416MHz(15.366MHz±50kHz)であった。
既にフリーのエレメントで使えるレベルの短いものは残っていないので、とりあえず-100mm詰めて2回目の測定。結果は、f0≒16.893MHz、SWR≒1.08、Z≒46Ω、帯域=16.832~16.954MHz(16.893MHz±61kHz)であった。
これらを踏まえ、単位長さあたりの周波数変化量を計算すると、15.27kHz/mmとなる。この値で詰め量を計算&さらに余裕を見て-60mm詰めて3回目の測定。結果は、f0≒18.089MHz、SWR≒1.00、Z≒50Ω、帯域=18.024~18.154MHz(18.089MHz±65kHz)となり、3回目の通り過ぎをギリギリ回避した所で調整終了とした。
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また、バンドの組合せパターンの可能性を考えると、14MHzと18MHzは十分あり得そうだと思い、縦向きに18MHz、横向きに14MHzの組合せで測定。結果は、f0≒18.088MHz、SWR≒1.05、Z≒52Ω、帯域=18.004~18.172MHz(18.088MHz±84kHz)となり、縦横ほとんど変わらないことを確認した。
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これで全バンドの調整を終えた。実際の使用場面をイメージすると、夏場は14MHzと21MHz、それ以外は7MHzと14MHzの組合せが多くなる気がしている。で、ときどき夏場に21MHzと28MHzなどもありえそうだ。これに加えて2本目に10MHzや18MHzを立てて、車内で3バンドを切り替えながら運用するのも面白そうだ。
あとは何と言っても、このアンテナにはトップローディングに対する期待がある。振り返ると、CW&チューナレスでのトップローディングは初めてのはず。先日のような同時比較ではないけど、他モデルでSSBに使用したときにはSが1~2強く受信できたこともある。教科書を鵜吞みにすると、電流腹が活きるはずなので、それを実感する運用に期待したい。
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