コンピュータウィルス

ここ数日、職場でコンピュータウィルス騒動があった。詳細なウィルス名は知らないが、トロイの木馬タイプのウィルスが検出されたようだ。感染したパソコンは日常的にインターネット非接続で使用しているものなので、使用者のうちの誰かがUSBメモリで持ち込んだ可能性が最も高い。

私は社内システム管理者(相当を含む)ではないので、指示があれば対応するに留めていた。今まで何か問題があるたびに管理者(相当)のお手並み拝見という乗りであったが、数年前までは若干頼りない感じ(要するに適当感があった。)もあった管理者(相当)だが、今回のトラブルではそこそこ適切な対応だったので、多少は成長したようである。

それにしても、私が感じる社内の雰囲気では、コンピュータウィルスに対する危機感が弱いと言わざるを得ない。毎日パソコンを使っている事務職員の中には、トロイの木馬の語源とも言えるギリシャ神話すら知らないものもいたくらいだ。今回のウィルスを自力で発見できない備えでパソコンを使っている社員には、何とかコンピュータウィルスに関する最低限の常識を身に付けて欲しいと思う。