ここへ来て、新たな問題が発生した。それは、「COMETのホイップアンテナ“HFB-○○”シリーズにステルス処理を施したことによって、当該アンテナのf0が変化している(狂った)んじゃないか?」という疑惑だ。
きっかけは、MAT50×2枚で調整&ステルス処理を終えたHFB-40@7MHz(←まだ測定&調整記事はUPしていない)から送信(事実上の簡易チェックに相当)した時に、リグ内蔵のSWRメーターの振れ方が想定以上に派手だったことだ。確かに常設の同軸ケーブルは任意長なので、多少SWR値は変化して見えることは承知しているが、程度が「何じゃこりゃー!」レベルだったので、さすがに「何かおかしい。」となる。
状況を把握するため、同じシリーズで他のアンテナを調査してみることに。早速、アンテナをHFB-20@14MHzにチェンジして簡易チェックを実施。結果は、SSB@14.155MHz付近に調整したのに、ボトムSWRが最高でも14.050MHz、下手をすればバンド外とも思わせる感じに表示された。もちろんこれも「何じゃこりゃー!」レベルなので、何か2つのアンテナに共通する原因があると判断した。
原因を「あーでもない、こーでもない…。」と模索している時、以前に行った同級生ハム仲間との談笑で出て来た話題を思い出す。それは、「延長コイルの先端側にある溝(UP写真スケール目盛で120付近や125~130付近)って、単なる見た目のデザインではなく容量環に相当するものかもしれない。」という、思い付き的な仮説だ。
つまり、これが当たりであれば、ステルス化の下地&溝埋めとして巻いていた自己融着テープや布絶縁テープが誘電体、要するにUP写真の溝が空気とは異なる条件のキャパシティーとして働いてしまい、結果f0が動いてしまうことになるよな。今までのアンテナの使い方で唯一異なっている点はそれしか思いつかないので、逆にほぼ確定だということか。
と言うことで、8/28(日)以降に調整したHFB-○○シリーズのアンテナを調べて、上記仮説の白黒を付けないといけないようだ。あ~あ、こんなことばっかりやってるからFTDX10Mネタが進まないんだよね~。正直ストレスなんだけど、まともなアンテナが無いんじゃ運用もままならないし、仕方が無いな…。
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