8月から9月にかけて、充電完了状態(充電時間ベースで容量比90%程度の充電と見込む)から使用していた“BL-50TX”だが、充電終了作業を予定していた時間に長電話をしてしまい、結果的に満充電させてしなった。そこで、「この電池をJA9コンテストCWで使ってみて、充電完了状態スタートの時と比べてみよう。」と思い付き、やってみた。
■使用範囲と充電条件
・使用範囲:満充電状態~ラックに常設の電圧計が受信時に12.0Vになるまで。
→【注】受信時とは、送信終了10秒後の電圧とする。
・充電条件:使用範囲まで使い切り、付属の充電用ACアダプターで満充電状態まで充電。
→【注】満充電状態とは、充電完了(LEDが4個点滅)後1時間以上充電を継続した状態を指す。
■運用条件
・使用リグ :FTDX10S
・送信出力 :10W(HF帯で定格送信)
・運用パターン:CW(20WPMで、ほぼこちらがCQを出し続け、地方コンテスト運用)
・アンテナ状態:低SWR(オートチューナー不使用、リグ内蔵のSWRメーターは僅かに触れる程度)
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■結果(運用関連)
充電完了状態からの運用結果(使用可能時間、電圧ドロップ量、他)は既に把握しているので、とりあえず2時間30分は何もしないで運用に徹した。その後は3個のLEDが完全照灯してから、残り1個が点滅し始めるのを見逃がさないように監視。
併せて、ラックに常設の電圧計で送信終了後の電圧状況も監視し、12.0Vまで回復するのに10秒を超えた所で使用終了。結果は3時間15分使用できた。
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■所感と結論
充電完了状態の場合は5チャージ分の平均で3時間弱、満充電の場合は1チャージのみだけど3時間15分、う~ん、それほど大きな差じゃないな。であれば私にとって、使用可能時間を長くすることよりも、満充電を避けて延命をねらう方が遥かにオトクと言える。
と言うことで、今回の満充電に至る展開は軽微なうっかりミスによるものと位置付け、タイマーの導入など充電時間のコントロールを確実に行うプランを検討しようと思う。
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