自然大好き《道端観察記》

植物などの身近な自然を通して
季節を感じていたい

かぶれませんか・・・

2007-07-07 20:30:00 | お散歩
ヌルデ[白膠木](ウルシ科)。
各地の山野に生える落葉小高木。
葉は互生し、奇数羽状複葉になり、葉軸に翼と呼ばれるひれ状の葉がつくのが特徴です。
ヌルデも道端や空き地など身近な場所に生えてくる先駆性樹木です。近所を流れる境川沿いにもよく見られます。ウルシ科ですが、かぶれることは少ないようです。でも、秋の紅葉は鮮やかなので、アメリカでは庭園樹として広く使われているそうです。

ヌルデノシロアブラムシが寄生することによって葉にできる虫こぶを「五倍子(フシ)」といって、タンニンを採取しインクや薬用に利用したそうです。
翼がついた特徴ある葉をぜひ探してみてください・・・・・
6月下旬 横浜市内にて 
コメント (2)
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