ホトケノザ[仏の座](シソ科)
今年もこの花が咲き始めています。
毎年このBlogにも載せていますが、この季節に見ると新鮮な気持ちになります。
花期が割と長いから、そのうち見飽きてしまうのですが・・・
ホトケノザには、閉鎖花といって蕾のまま結実する花があります。ハチやチョウなどに頼ることなく子孫を残す仕組みだそうです。また、種子の表面にアリが好んで食べる物質をつけ、アリを利用して種子を広く散布する仕組みも持っています。
コンクリートの壁の隙間から生えているのは、そのせいでしょうか。
自ら動くことのできない植物たち、ただ花を咲かせているだけではないのですね。
2006年の花 2007年の花 2008年の花
3月上旬 横浜市内にて
最近、散策をする時間が以前より少なくなってしまいました。
一応、毎日更新を心掛けてきたのですが、これからは諸事情のためそれも難しくなりそうです。
散策で出会った植物や鳥などの動物達を記録するこの観察記も、その写真を再度眺めて更新するのが、今では私の1番の楽しみです。
不定期な更新で、私の心が不安定ならなければいいのですが・・・・・
昨日のウバユリの花を初めとして、いろいろと課題も多いので、植物観察をやめるつもりはありません。少しずつコツコツと続けていきたいと思っています。