ここは、私が子どもの頃によく遊びに行った所ですが、今では自然公園という名をつけて市民の憩いの場となっています。これは桜山と呼ばれるソメイヨシノがたくさん植えられている山です。この季節、花見客で賑わいます。
イロハカエデ(カエデ科)
秋の紅葉の季節には、人々の注目を浴びるこの木にも、こんな花が咲いています。
若葉の緑と花の赤さが、とてもきれいです。でも、桜の華やかさに負けてしまい、注目を浴びることはほとんどありません。
タブノキ[椨木](クスノキ科)
去年は花の咲くところまで観察できなかったタブノキもこんな花を咲かせています。
この木は、桜山にあるバーベキュー場に植えてあるのですが、花見の客に注目を浴びることはまったくないでしょう。
今年は横浜開港150周年です。その記念イベントのマスコットキャラクターの「たねまる」は、横浜開港資料館の中庭にある「タマクス(タブノキの別名)の木」の精ということですが、桜の花にはかなわないようです。
たねまるとは?
ニワトコ[庭常](スイカズラ科)
林のはずれでは、ニワトコも花を咲かせていました。
3月上旬に、花芽を膨らませ始めていましたが、小さな花をたくさんつけました。
桜の花で春を感じる人が多いでしょうが、こんな花たちも春を待ちわびていたんですね。
緑をもっと身近に感じられるようになるといいですね・・・・・
4月上旬 横浜市内にて