自然大好き《道端観察記》

植物などの身近な自然を通して
季節を感じていたい

花と毒?・・・スイセン

2013-02-02 17:32:00 | お散歩

スイセン[水仙](ヒガンバナ科)
関東地方以西の本州~九州の海岸近くに生える、地中海原産の多年草。各地で野生状態で生育していますが、自生ではないそうです。12月~4月、葉の間から花茎を伸ばし、数個の白色の花を咲かせます。副花冠は黄色の杯状で目立ちます。
観賞用としてよく栽培されますが、全草が有毒です。
葉は長さ20~40㎝の線形で、白色を帯びますが、花の無い季節には、ニラと間違えられ誤食し、食中毒を起こします。
また鱗茎はタマネギと間違えられ、食中毒を起こすこともあります。
ヒガンバナ科の植物には、アルカロイドが含まれており、誤食することにより、悪心、嘔吐、下痢、流涎、発汗、頭痛、昏睡,低体温などの中毒症状を引き起こすのです。
庭先や畑などに植えるときは、気を付けないといけませんね。

1月下旬 横浜市内にて

コメント (19)
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