ムラサキツメクサ[紫詰草](マメ科)
ヨーロッパ原産の多年草。全体に軟毛があり、茎は根元からよく分枝して直立し、高さ70cm程になります。
葉は先のとがった卵形の3小葉からなる複葉で、縁に細かい鋸歯があります。根生葉には長い柄があり、茎の上部の葉は短い柄となって互生します。
春から夏にかけて、茎先に淡紅色~白色の蝶形花が多数球形に集まった花序を出します。
世界中で飼料として栽培されていますが、日本には明治の初めに、飼料用として導入され、各地で栽培されました。今では市街地の道端などでも普通に見られますね。
この草原では、毎年ムラサキツメクサの花をたくさん見ることができます。もちろん飼料用として栽培されているわけではありません。
足元に広がる花畑、楽しい季節です。
5月中旬 横浜市内にて