ヤブガラシ「藪枯らし」(ブドウ科)
川沿いのフェンスで、久しぶりにヤブガラシの実を見ることができました。
ここ数年、草刈りが厳しいので、実るところまで観察する前に刈り取られてしまっていたのです。
この川沿いでは、ヤブガラシの実を見ることはそれほど珍しい事ではありません。でも、一般的には実を見ることは珍しいでしょう。
以前にも載せましたが、ヤブガラシの葉はふつう5小葉からなる鳥足状複葉ですが、中には3小葉からなるものも見られます。大部分のヤブガラシは、3倍体で、種無しスイカのように不稔です。でも稀に2倍体の株があり、その株は結実し、3小葉からなる葉をつけるのです。
川から少し離れた道端では、黒く熟した実を見ることができました。
花の数の割には、実の数は少ないようです。結実率が悪いのですね。
ヤブガラシは、「ビンボウカズラ」という別名もあるように、あまり有り難くない存在です。
でも、これも薬用となるのです。乾燥した茎葉を煎じて、利尿や鎮痛等に用います。
根茎の汁は、虫刺されに使うこともあるのです。
とは言っても、私も使ったことはありません。勝手に蔓延ってしまう薬草を使ってみてはいかがでしょうか。
ヤブガラシの花
8月上旬 横浜市内にて
川沿いのフェンスで、久しぶりにヤブガラシの実を見ることができました。
ここ数年、草刈りが厳しいので、実るところまで観察する前に刈り取られてしまっていたのです。
この川沿いでは、ヤブガラシの実を見ることはそれほど珍しい事ではありません。でも、一般的には実を見ることは珍しいでしょう。
以前にも載せましたが、ヤブガラシの葉はふつう5小葉からなる鳥足状複葉ですが、中には3小葉からなるものも見られます。大部分のヤブガラシは、3倍体で、種無しスイカのように不稔です。でも稀に2倍体の株があり、その株は結実し、3小葉からなる葉をつけるのです。
川から少し離れた道端では、黒く熟した実を見ることができました。
花の数の割には、実の数は少ないようです。結実率が悪いのですね。
ヤブガラシは、「ビンボウカズラ」という別名もあるように、あまり有り難くない存在です。
でも、これも薬用となるのです。乾燥した茎葉を煎じて、利尿や鎮痛等に用います。
根茎の汁は、虫刺されに使うこともあるのです。
とは言っても、私も使ったことはありません。勝手に蔓延ってしまう薬草を使ってみてはいかがでしょうか。
ヤブガラシの花
8月上旬 横浜市内にて