イチビ[伊知比](アオイ科)
インド原産の1年草。茎は高さ50~200cmになり、短い軟毛があります。6~10月、茎の上部の葉腋に花柄をだし、橙黄色の花を咲かせます。萼片は5裂し、花弁は5個で先は平たく浅い鋸歯があります。
葉は互生し、心形で長い柄があります。葉の両面、特に裏面に短い軟毛が多く、手触りはビロード状です。果実は12~15の袋状の分果に分かれ、中に3~5個の種子があります。
このイチビは、すでに果実がたくさんついていました。後ろの方には黒くなったものも確認できますね。
古くから繊維を採るために栽培され、逸出し野生化しました。最近は別に輸入飼料に混入して侵入し、全国の飼料畑や畑地に広範囲に発生して、最も強害な雑草となっているそうです。
この後から侵入したものは開花期が長く、果実が黒くなるそうなので、このイチビは後者のようです。
アレロパシー作用があったり、飼料に混入すると、牛乳が異常風味になったりするようで、これも要注意外来生物に指定されています。
この日は家族で、明野のヒマワリ畑を見に行こうと思ったのですが、朝から生憎の雨模様。折角のヒマワリも雨に打たれて下を向いていました。
このヒマワリの根元にイチビは生えていたのですが、私はヒマワリの花には目もくれず、イチビの花を撮っていました。初めて出会ったイチビに夢中になっていたのです。
あまり出会いたくはない花ですが・・・
8月中旬 山梨県内にて
インド原産の1年草。茎は高さ50~200cmになり、短い軟毛があります。6~10月、茎の上部の葉腋に花柄をだし、橙黄色の花を咲かせます。萼片は5裂し、花弁は5個で先は平たく浅い鋸歯があります。
葉は互生し、心形で長い柄があります。葉の両面、特に裏面に短い軟毛が多く、手触りはビロード状です。果実は12~15の袋状の分果に分かれ、中に3~5個の種子があります。
このイチビは、すでに果実がたくさんついていました。後ろの方には黒くなったものも確認できますね。
古くから繊維を採るために栽培され、逸出し野生化しました。最近は別に輸入飼料に混入して侵入し、全国の飼料畑や畑地に広範囲に発生して、最も強害な雑草となっているそうです。
この後から侵入したものは開花期が長く、果実が黒くなるそうなので、このイチビは後者のようです。
アレロパシー作用があったり、飼料に混入すると、牛乳が異常風味になったりするようで、これも要注意外来生物に指定されています。
この日は家族で、明野のヒマワリ畑を見に行こうと思ったのですが、朝から生憎の雨模様。折角のヒマワリも雨に打たれて下を向いていました。
このヒマワリの根元にイチビは生えていたのですが、私はヒマワリの花には目もくれず、イチビの花を撮っていました。初めて出会ったイチビに夢中になっていたのです。
あまり出会いたくはない花ですが・・・
8月中旬 山梨県内にて