よく歩く林にはこの季節、菜の花畑が現れます。
菜の花、アブアナとも呼びますが、古来から日本で栽培されてきたものは、明治時代に導入されたセイヨウアブラナに取って代わられたようです。
この花は主に観賞用として植えられていますが、元々は搾油用として利用されています。
黄色く咲きそろった菜の花の香りが、辺り一面に漂います。訪れる人々は皆、菜の花に向かってカメラを向けますが、私は傍らに咲くナズナの花に目がいってしまいます。
同じような形の花ですが、大きさが違うので迫力が違いますね。
どちらもすでに果実を付けています。アブラナは細長い長角果、ナズナはハート形の短角果をつけています。
アブラナ科の花の競演です。
3月下旬 横浜市内にて