自然大好き《道端観察記》

植物などの身近な自然を通して
季節を感じていたい

小さな花が・・・

2021-10-30 22:28:00 | お散歩
シャクチリソバ[赤地利蕎麦](タデ科)
林縁や川沿いなどの半陰地に生えるヒマラヤ原産の多年草。葉は互生し長い柄があり、三角形です。托葉鞘は膜質で、縁毛はありません。
7~10月、上部の葉脇から花序を出し、白色の小さな花を咲かせます。
薬用植物として導入され栽培していましたが、今では逸出して野生化しているものが多いです。
花を含む全草はルチンを多く含み、ルチンの原料として栽培されていました。
ルチンはポリフェノール類で、血管強化作用や抗酸化作用があります。
この辺りでは、川沿いに多く生えているシャクチリソバです。
これも薬効があることなど知られずに、見過ごされている存在ですかね。

10月中旬 横浜市内にて

コメント (8)
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